「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

SINRA読んで古典的なマトンと野菜のタジン料理を作りたくなり、でもイカを買いに行ったら無かったのでやはりラムのタジン@鎌倉七里ガ浜自宅厨房

2016-12-22 00:00:02 | 食べ物・飲み物
廃刊になったと思ったら、復活して最近元気なSINRA。その1月号。



冒険家の食卓だって。

いい特集だね。



最近、私はこればかり聴いている。

グスターヴォ・ドゥダメル指揮のシモン・ボリバル・ユース・オーケストラ。



南米の若いオーケストラ。明るいよね。

組曲エスタンシアから、終幕の踊り♪



最後は若い楽員たちが踊りだす。

ドゥダメルはお正月にウィーンの新年コンサートに史上最年少指揮者として出るらしい。

絶好調だね。

さて、SINRA。

イブン・バットゥータだって。むかぁ~し、世界史で聞いた名前。



SINRAによれば、冒険家のイブン・バットゥータはご覧のようなタジン鍋で古典的にマトンと野菜が調理されたものを食べていただろうとのこと。

しかし、その頃すでにタジン鍋はあったかしら? 

怪しいなと思い調べてみたら、確かにタジン鍋は当時すでにあったらしい。

千夜一夜物語にはタジン鍋らしきものの調理の記載があるそうで、イブン・バットゥータの時代にそれがあってもおかしくはない。

しかしね、唐辛子はなかっただろうね。

新大陸から旧大陸へのそれの広がりはコロンブス以降のこと。ジャガイモやトマトもそうだ。

とにかくタジン鍋料理が食べたくなって、モロッコ料理のテキスト「モロッコの食卓」を見る。



モロッコの漁港ではイカとトマトでシンプルに作られるタジン鍋の料理とクスクスを一緒に食べるとか。



それが食べたい!

ところが西友にイカを買いに行ったら、なかった。

行った時間が早すぎた。

というわけで、本日はラムでふつうにやりましょ。おいしく。

先に見せるとこんなの(↓)。



SINRAには開高健先生も登場だ。

私はこの人が大好きなんですなぁ。いわゆるなんちゃってグルメではなく、これぞ本当の食通。



なんでも食う。現場で自分でつくって。世界中旅して。

とりあえずチューハイ。



ポピュラーな野菜を少しずつ使いましょ。



パクチーもね。



タジン鍋を出して来る。タジン鍋が流行し、すたれて数年。



最近使う人は少ないらしい。

うちはこれを使い倒している。

スパイシーな羊肉料理こそタジン鍋で!

パクチーを刻む。



ANZCO。安いラム肉を西友で購入。高水準ではないが、とにかく安い。



水栓が壊れた。

水栓を交換するのにめっちゃお金がかかった。こういうのは嫌な出費だ。

でもおかげですごく使いやすい水栓になった。



ジャガイモとニンジンを小さく刻んでラップして電子レンジへ。



塩コショウしたラム肉をバターで炒める。



ちょっと食べる。うまいな。ラムっていいね。



タジン鍋にニンニクを入れてオリーブオイルを加熱。



タマネギも炒める。



西友で100円しないカットトマト。安い。カゴメ社製ではこうは行かない。



それを入れてかきまぜる。しばらく煮る。



スパイスを用意する。

左の赤いのがパプリカ、手前がクミン、右がカイエンペッパー、向こうがカルダモン。



それを鍋にぶち込む。

さらにバターで炒めたラム肉を入れる。



電子レンジでチンしたジャガイモとニンジンを入れる。パクチーも入れる。



クスクスを準備する。



熱湯入れて、塩とオリーブオイルを加える。十分に膨れたら、電子レンジへ。

タジン鍋の方では、塩味を加減。蓋して弱火でタジン鍋を加熱。



グツグツ。グツグツ。



できましたよ。クスクス。ほっかほかだ。



オリーブオイルと塩味もきいて、うまい。

ほら、出来た。ラム肉と野菜のタジン。



スパイシーです。乾燥パセリをかけた。



クスクスとともに食べる。



スパイスの発汗効果がすごい。かなり汗かいちゃう。

電球が順番に切れ、ついに全部LEDになった我が家のダイニングテーブル上の照明。



おぉ~うまいのぉ。



「あのぉ~、ラムくれませんか?」



しつこいワンコ。
コメント (22)
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