「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

八ヶ岳西麓原村8月の滞在(4) 山荘の外壁木部に保護塗料を再塗装するか否か、ブレイスさんに相談中

2012-08-24 00:00:26 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
山荘の中、2階から玄関を見下ろす。靴が出しっぱなしになっていて、失礼。この山荘には靴箱やそれに代わる収納がないのだ。玄関のカーペットの上に座っているのは茶々之介君。



捕えられ、ブラッシングを強制されているところ。あまりうれしくないらしい。



胸元の毛にブラシ。「おい、もう止めてくれないか?」



やっと解放され、昼寝。



人間も昼寝。静か。



夏でも夜は冬ふとんかぶって寝る。



外壁の問題。ここはモルタルと藁の塗り壁で、特に問題はなし。



問題は木部。専門家諸氏によると、木部の塗料を少しでも日褪せさせずに長持ちさせるための条件は以下のとおりらしい:

●木部が強い日光に直接的にさらされない。
●木部が雨風に直接打たれない。
●気温や湿度が低い。
●キシラデコールよりはシッケンズを使う。



この山荘はシッケンズで塗装され、築後13年が経過した。キシラデコールもシッケンズも木材の保護性能という意味では変わらない。しかし半皮膜性のシッケンズが日褪せが少ないことは、以前信州北部に所有していたログハウスでも経験済みだ。比較すると浸透性のキシラデコールは日褪せするのが速い。鎌倉の自宅がそうだ。

普通ならとっくに再度保護塗料を塗るかどうかを検討しなければならないのだろうが、ご覧のとおり特にその必要が感じられないまま年数が過ぎた。長方形の山荘は、1階の壁を立ち上げその上にすぐ屋根を載せてある。玄関上を除くと単純な切妻型で東・西の壁が妻壁だ。ご覧の妻壁は東側のものだが、屋根に深く覆われていて、妻壁が濡れるということはない。また妻壁は真東を向いていてかつスグ上に屋根が長く出ているので、強い光線にさらされている時間があまりない。もちろん周囲の環境は、日本の中では気温も湿度もかなり低い方だろう。



これが北側の屋根。こういう環境では樋は作らない。作ってもすぐに大量の落葉で詰まってしまうだけだ。だから雨は屋根を伝い真っ直ぐに地面に落ちて来る。屋根材はスチール板である。スチール板は屋根の下端で折り曲げられ、破風の一部を覆っている。屋根を伝い落ちて来る雨に破風の木部が湿らされることはない。



また屋根はカネ勾配(45度)なので、破風も45度で斜め下を向いている。つまりこの北側の破風も、雨や日光に打たれることが非常に少ないのだ。

最も光線が強い南側の破風もご覧のとおりだ。南側の破風は全部下を向いてしまっていて、北側と同様に、いまだに問題がない。因みにこの角度でこの位置に屋根を載せて、外壁から破風下端までの水平距離で70cm以上破風を出せば、腰高の窓である限り、暴風雨時に窓を全開にしても雨は吹き込まない。仮に台風の時でも終日窓の開放が可能となる。これが出来ると夏はラクだ。



この方向で見ると、我が山荘がいかに小さいかがよくわかる。

玄関ドアも大きな庇に覆われているので、まったく濡れない。しかしドアだけは色の好みもあり、何度も塗装を自分でかけている。



結局問題は、この部分なのだ。地面に対し垂直に立ちあがった破風は、雨風に打たれやすい。



ここ。



他はなんともないけれど、この塗装しにくい部分のみに再塗装の必要がありそうだ。どうしたものかなぁ。この山荘を建ててくれたブレイスの丸山さんが現在修復方法を検討中である。塗装は足場を組むので、どうしても費用がかかる。しかし、絶対再塗装した方が良いと言える箇所はここくらいなものなのだ。最小のコストで、十分な効果を!

食卓。暗い。



玄関上のライト。こうやって見るとほこりだらけ。ほこりが非常に除去しにくい場所にぶら下がっている。



私の得意なゴマ油風味、小女子とチクワの和風炒飯。おいしいですよ。



インド洋産クロマグロの超大トロ・・・ウソです。甲州産の桃。



諏訪地方の酒。諏訪6市町村のうち、南の2町村である富士見町と原村は酒蔵がない。原村の隣の茅野市を代表する酒蔵が諏訪大津屋本家酒造のダイヤ菊。私も何度かお会いしたことのある社長さんは、関西でサラリーマンを経験したこともある楽しい方だ。左は高天。これは岡谷市の酒。山荘に来たら諏訪の酒。

コメント (13)
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