「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

欧州大陸的に武骨なマトン・シチュー!赤ワインでパワフルなマトン塊に挑む長期戦@七里ガ浜自宅厨房

2011-06-23 00:00:00 | 食べ物・飲み物
欧州大陸の料理店で出るような、武骨だが素材を煮込み抜いたようなシチューって手作り出来ないものか。



そうした料理にも耐えるシッカリしたマトン。「パワー・ブロック」と呼ぼう。南信州ジンギスカン肉・山肉専門店スズキヤさんから入手した。見るからに「塊」。これで試してみよう。



「ボクが試してあげましょうか?」・・・あなたには無理です。



タマネギ1個、大根1/6本、セロリ半分、ニンジン小1本、ニンニク丸々1個の半分を適当にみじん切りしておく。どうぜ、全部溶けてしまうものだ。



本日使うのはお安いワイン。スペイン・バレンシア産テンプラニーリョ種、西友七里ガ浜店で580円♪ あのリオハによくある種である。料理に使うには十分でしょ。



しかし、これ、強そう。脂の部分なんて、包丁を入れるとかなりの固さだ。こういうのって、作り甲斐があって楽しい。



「なんでしたら、ボクが食べましょうか?」・・・あげませんってば。



350gくらいのブロックを4つに切る。大きめに。



塩、コショウ、小麦粉をハタハタ。



ジャン! またもやSTAUB登場。



鍋にバターを入れ熱して、肉の表面をこがす。ポワレだ。おーー香りがたまらん。これだけでもはや食事可能。



そこに先ほど刻んだ野菜類を入れ、バターを入れて、炒める。



フタをして蒸しながら、時々かきまわして炒める。



中はこんな感じ。10分ほど。重い鉄ぶたのSTAUBの真骨頂。



赤ワインをボトル半分注ぐ。そしてふたをせずに煮る。ワインをどんどん煮詰め、蒸発させる。



15分もふたを開けたまま煮込んだら、そこにとんかつソースぶちゅっと、ケチャップぶちゅっと、トマトジュース300cc、ローリエ2枚、水1000cc、塩少々を入れる。そしてふたして弱火で煮る。ここから90分煮込む。



野菜が控える。



STAUBらしく煮る。蒸気をほとんどもらさず、弱火でも強く煮てくれる。



時々かき回す。



今日はおいしいカンパーニュもある。七里ガ浜のご近所、リュミーエル・ドゥ・ベーの力作。



長丁場。煮ること90分。あぁ~退屈。



STAUBのレシピ本にあったビーフのレシピを、真似して適当にやってみたのであぁ~る。



しかし蒸気がほとんどもれないのに、中はすごい音。



おまけにかなりの弱火だし。



90分煮込んだら、ニンジンを大きく切ったものを入れる。さらに煮込む。10分後タマネギをいれる。さらに10分後ジャガイモを入れる。そこから30分ほどまた煮る。



途中で味みする。うまいっ! さらに煮込む。



恐る恐る、味つけ。塩&コショウ&マーマレードで微調整してまたしばらく煮る。



おぉ~、煮えて来ましたぞぉ。もう最終段階。



しかし長時間のプロセスだ。待ちきれません。



「ボクはあきらめた」



完成! トロトロですっ!!



もうねぇ、ウマ過ぎてのけぞります。



どうですか? この眺め。



あぁ~うまい。溶け込んだ野菜類がなんとも言えない甘みを醸し出す。



軽く焼いたカンパーニュとともに。



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コメント (2)
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