「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

我が家にも平蔵(猫)が欲しい / ポール・ギャリコ著「猫語の教科書」 with Waltzing Cat♪

2011-06-12 00:00:13 | ペット
猫が欲しい。

このおじさん(↓)、知ってますか? 米国の作曲家 Leroy Anderson。タイプライターや時計など20世紀のアメリカの実生活も、音楽にしている。仮に今も彼が生きていたならPC操作音や携帯の着信音やハイブリッド車の走行音が登場する曲を作りそうだ。彼の作品の中に Waltzing Cat♪というのがある。



猫の音楽だ。「そんな曲、知らない」と思う人も、是非どうぞ聴いてみて下さいな。
いつかどこかで聴いたことあるでしょ? 猫はニャオー♪ニャオー♪と鳴いていたが、ネズミがピューと走り、最後は犬に吠えられて逃走する、というおかしな管弦楽曲である。

歌詞だってあるのだ。メロディーをよくお聴きください。出だしは・・・I-love-to-waltz (meow)♪
この「meow~♪」が繰り返しストリングスで演奏されるので、多くの人がメロディーを記憶する。



下の画像は、私のマブダチyannさんのブログ「八ヶ岳ずくなし日記」 http://blog.livedoor.jp/yatsugatake801/ に、よく登場する平蔵君。

yannさんのお宅にはもう1匹、凡蔵君という子もいる。どちらもMaine Coonという種で、北米ニューイングランド原産とされる。最近流行りの小型犬種なんかよりも大きくなり、なんとも「飼い甲斐のある」猫なのである。


copyright: yann(八ヶ岳ずくなし日記)

どうですか? たまりませんでしょう? この被写体としての魅力。yannさんのブログを拝見していると、猫が飼いたくなる。

平蔵みたいな猫が飼いたい飼いたい飼いたい・・・。

「そんなもん知らん!」と茶々之介(↓)。



私は犬しか飼ったことがない。今までにどれだけ犬の本を読んだか。



海外からも買った。だって、茶々之介の犬種(アイリッシュ・セター)なんて、日本に専門書は存在しないから。



しかし私は、猫のことを何も知らない。猫は私にとって神秘的ですらある。

そんな私が、珍しくこんな本を買って来た。ポール・ギャリコ著「猫語の教科書」(ちくま文庫)。



面白い本だ。身寄りのなかったみじめな子猫が、したたかに良い家に入りこむことに成功し、その家族にちやほやされて暮らし成長する。そうした猫のサクセス・ストーリー&ノウハウを、成功者たる猫が、他のノラ猫に教えるために書いた本・・・という想定である。

ところがその本の原稿の書き出しはこんな具合である。



作者である猫は正しい英語の文法や言葉の綴りを知っているのだが、指が短く接近した猫独特の手でタイプライターを操作するため、押すべき字の周囲の字のキーまで打ってしまい、正しい綴りが書けない。しかし読者は多少想像を働かせれば解読は可能なので、ある人間の編集者によりこの本が解読され、この本は世に出た・・・という想定。

その原稿を書いたと想定されているお利口な猫によれば、ある人を喜ばせその人に「この猫を飼いたい!」と思わせるための猫が使える強力なテクニックのひとつとして、「他の人間にはわからないタイミングで、その人の目をみつめ『声を出さずに』ミャーオ♪と口を開いて鳴く様子を見せろ」とある。見つめられた人は、これでたぶらかされてしまうらしい。楽しいねぇ。



猫がタイプライティングするところ(↑↓)。



というわけで、ちょっとした猫ブームが我が家に起こっている。多頭飼いというと普通は同種2頭であることが多いが、犬+猫も面白いだろうなぁ・・・。



「そんなの絶対嫌だ」と茶々之介はふてくされる。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする