久しぶりに八ヶ岳西麓(長野県諏訪郡原村)の標高1600mの高地にある我が山荘を訪れた。3ヶ月ぶりである。ゴールデン・ウィークとは言え、まだ寒い。4月26日、27日あたりは気温が上がらなかった。最低気温が3~4度。最高でも10度くらいだっただろうか。周囲にある山荘の北側で一日中日が当らないところは、少しではあるが雪が残っていた。滞在中日を重ねるにつれて徐々に気温が上がり、本日午後には気温が20度近くまで上昇した。間もなく雪も完全になくなるだろう。
この画像はタラの芽。我が山荘の敷地にもタラの木がある。芽は天ぷらにするとおいしい。山菜好きが目の色変えてこれを追いかけている。ところが多く取っても、そんなにたくさん食べられるものではない。まだ芽が固いようだ。もうちょっと待たないと食べられない。
この画像は唐松の芽吹き。日本の森林政策の過去の失敗の象徴のひとつが、唐松ばかりの林である。八ヶ岳西麓も唐松が多い。我が敷地には桜やナラやモミジなどの広葉樹もあるが、多いのはこの唐松と白樺で、残念ながら植生的にはあまり豊かな感じはないのである。
どの画像もここ数日で撮影したもので、この地の寒さがご理解頂けよう。春爛漫という感じにはまだ時間がかかるのである。桜のつぼみなどまだ固くて固くて・・・。