「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

7軒の家(20)両親の家

2008-02-02 07:18:23 | 家の遍歴

両親の家の計画は順調に進んだ。ブレイスの丸山さんとは2軒目の共同作業だ。話はかなり簡単である。私は信頼して相談出来たし、丸山さんも私の好みを把握していただろう(と思う)。

在来木造軸組構法で作った。建坪50坪で、老人二人が住むには十分な広さであったろう。外壁はジョリパッドに藁を混ぜ黄色っぽいものになった。妻壁等の木部との組み合わせをキレイに作ろうと考えた。正面デザインは左右が完全なシンメトリーである。内壁は上の三分の二がペイント塗装で、下の三分の一がパイン材の腰壁。非常にシンプルな仕上げとなった。床はほとんどの部分が国産のナラ材。天井はすべてパイン材。暖房、風呂、湯沸しは灯油。調理は電気、つまりIHだった。全体に明るい色使い。

ここでの新しい体験は窓。長野県麻績村のログハウスの別荘、逗子市沼間の自宅、長野県原村のティンバーフレームの山荘と窓は全部米国マーヴィン社製のものを使用したのである。しかしこの両親の家では同じく米国のアンダーセン社製のものを使ってみた。これがまた美しい。流通量も多い。ちょっと値段ははるが、なかなか良いと思った。

順調に工事は進み、2002年の秋には完了。冬を避けて2003年の春には、私の両親が入居した。その時点では両親の前の家(三重県の山の中)はまだ売れていなかった。私の苦しいローン返済が始まった。
コメント (6)
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