漆器を日常使いしたいなぁと以前から思っていて、
横浜高島屋の改装前セールを見ていたところ、
店員さんにいたくお勧めされたのが
この器。
作家さんは山本英明さん。
もう60超えてるかな。
越前塗りです。
汁椀か飯椀か。
ご飯がこびりつくと落とすの大変そうだから、
まずは手入れが簡単そうな汁椀にしようと。
色は黒は上品な感じがしますが、
自分で使うなら食卓が明るくなるような朱がいい。
朱にもいろんな色があって、
柿のようなオレンジっぽいのや、暗い赤も。
このお椀はどちらでもない、ほんとに赤いなぁっていう赤?
店員さんによると、
山本さんの器は10年、20年もつ。
汁椀としては通常よくあるものより大きめで
現代で使いやすいサイズ(ここは私にとって重要。
よく、味噌汁を作りすぎて今のお椀はあふれちゃうから)。
飽きの来ないシンプルなデザインで持ちやすく
使い勝手が良い。
ここまで言われちゃ、他のは買えなくなってしまった・・・
大事に使いたいと思います。
漆は、軽くて丈夫。
大切にすれば使うごとにつやも増して味わいが出てくる。
油ものを入れても、洗剤使っても大丈夫。
ただ、水につけっぱなしにしたり、乾燥は良くない。
人の肌を扱うように。
今日のお味噌汁は里芋とさやえんどう。
米麹味噌に、ゆずを少し添えて。