ふいご屋の日常

ポジティフ・オルガン&チェンバロ貸出屋の傍ら歌手、の日記

お勧め演奏会情報(12月28日)

2013-12-23 12:37:06 | オルガン
ブログもWebページの方も更新が止まっているのでまたもや消息を尋ねてくる方もいらっしゃいますが、はい、歌も楽器屋としても引き続き普通に活動しております。ひとえに本人の怠慢ゆえの結果。お恥ずかしい限りです(仮にも廃業したわけではありませんですよ 笑)

この秋はバッハのカンタータの難曲ソロを歌わせていただいたり(http://blog.goo.ne.jp/nirasaki_church/e/f7b97cf5c02de033553bb53c1fd69cc2)、お馴染み「北とぴあ国際音楽祭」のメイン公演(フィガロの結婚)に混ぜていただいたり、レガールの出動が続いたり(アントネッロによる<オルフェオ>公演等)とかなり盛り沢山。出動件数は昨年比横ばいですが、今年もまた心躍るような現場に加えていただき、感謝の一年でした。
…と、一年の総括はまたあらためるとして、本年最後の、お勧めしたい演奏会のご案内を。

★二台オルガンのコンサート★
~Le vend souffle ou il veut~
(風は思いのままに吹く)

2013年12月28日(土) 15時開演 於 日本基督教団本郷教会(杉並区上荻)

G.ガブリエリ:二重合唱のための作品(2台オルガン用編曲版)
G.F.ヘンデル:『水上の音楽』より
J.P.ルゲイ:2台のオルガンのためのカプリッチョ
ほか

オルガン:梅干野安未 堀切麻里子
(使用オルガン:Giovanni Pradella Bottega Organara2010年建造=礼拝堂正面右側に配置、および草苅オルガン工房2001年建造=後方バルコニー上に配置)

全席自由2000円(前売り1800円)、ペア券3000円

3年前にデカいイタリアンのオルガンがやって来て以来、それと同様の規模のオルガンとのデュオコンサートがあれば素敵だろうにと思っていたものですが、昔から親しくさせていただいているお二人がその企画を作ってくださいました。

そういうわけで、ディスポジション、風圧、鍵盤の様式など、両者で重なる部分と異なった部分とが複雑に織りなすこの2台のオルガンの響きは自分にとっても初体験。教会の、据え付け型のオルガンの調整調律はポジティフに比べれば格段に手間がかかる中、自分もイタリアンとの折り合いを慎重に図りつつ準備を進めているところです。

お二人のオルガニストによる素晴らしいオルガンデュオをお楽しみいただきたく、皆様のお越しをお待ちしています(お二人の、それぞれのソロもあります)




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