万華鏡の楽しみ ガラス色の幸せ

万華鏡の魅力、ガラス色の幸せを伝えたいと思います

秋草 

2018-08-10 16:10:39 | 万華鏡ブログ

中里保子さんの「秋草」(手持ち型)をご紹介します。海外からの赤いガラスを削って黄色の模様を浮き上がらせていますが、テーマも、蒔絵に似た色合いも和の雰囲気を感じる作品です。

 この「秋草」というテーマは2007年にブリュースター・カレイドスコープソサエティのコンベンションでのピープルズ・チョイス・アウォード受賞以来、大切に作り続けています。 その時の受賞作がこの作品です。素敵ですね。

手持ち型の作品はオーバルな筒の一面に秋草がデザインされています。オブジェクトセルはボディーの先端部に取り付けられ、回して映像の変化を楽しみます。

このオブジェクトセルの特徴は内部を半分に区切るように偏光フィルターが入っていることです。 半分のスペースには偏光に反応する透明なオブジェクト、もう半分には細長いガラス細工が入っています。 光をたっぷり取り込み、様々な色合いが生み出されます。
光と偏光フィルター、ダイクロイックガラスが生み出す色合いは、時に鮮やかに輝きます。

とても細かい模様ですが、角度の狭い二等辺三角形(頂点が18度)に組んだ3ミラーシステムから生み出されます。

セルの中のひとつの白いガラスオブジェクトは、ミラーの反射でこんなにたくさん、大きな花のようになって並びました。

セルの回転に従って、手前と奥のオブジェクトが反応しあうと、また異なった表情になります。

熟練の作家さんがたくさんの工程を経て創作した作品には、万華鏡の魅力が本当にいっぱい詰まっています。

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