ガラスのハートと万華鏡

韓国のGlass Castleというガラスアートのテーマパークには、屋外、屋内に様々なガラスアートが展示され、見学や体験のできるガラスの工房や、ミュージアムもあるそうです。
屋外用の万華鏡６点の企画・デザインそして製作の依頼を受けたのは、吹きガラスの万華鏡作家として活躍中の佐藤元洋さんです。
昨日ご紹介の万華鏡の青い部分、そしてこの作品の赤いハートの部分はガラスを吹き、磨いて創ったもの、そしてオブジェクトもガラスですが、通常の佐藤さんの作品とはずいぶん違って見えますね。　ですが、佐藤さんがデザインし、ステンレスの作家さんとのコラボレーションで製作した万華鏡６点は、ひとつひとつデザインにも凝っていて、スマートに創られています。
多くの人に楽しんでもらえるように、テレイドスコープを含め、何とオブジェクトがフィギュアのものもあります。屋外用であること、ステンレスのボディーを使うことなど、新しい試みに挑戦して、韓国に進出（？）です。
ガラスミュージアムの中には、多くのガラスアート作品と並んで、佐藤さん本来のガラスの万華鏡も展示されています。
今回の写真は佐藤さんから提供していただきました。韓国のご家族やグループの人たちが楽しそうに覗いている写真もありました。韓国での万華鏡の普及度はよくわかりませんが、この場をきっかけとして万華鏡の愛好者が増えるかもしれませんね。