爺ちゃんの戯言(たわごと)

時の速さに置いてきぼり!

死が近いかな?

2017年04月19日 | 日記
    新緑の季節に入ります。一年を通して私の一番好きな季節です。
【目に青葉、山ホトトギス、初ガツオ】・・・と江戸中期の俳人 山口素堂の句です。
目にも鮮やかな青葉、美しい鳴き声のホトトギス、食べておいしい初ガツオ・・・と春から夏にかけ
江戸の人々が最も好んだものを俳句に詠んだと言われています。

時を経て今の時代とて、まったく同じでありましょう。
少し前まで咲き誇っていた桜も見事に散り際の潔さを披露した後に、時を覆いかぶさるがの如くに青葉の息吹が
景色を変えています。

新緑に色を変えた木々たちの頭上を見上げれば真っ青な天空のキャンバスが置かれ、そこに書き込まれた木々たちの息吹の色との
対比が何と厳かで壮大である事か!・・・と一瞬、呼吸をするのさえ忘れる有様です。

思い起こせば何十回と毎年見ている風景が今年は特に私の目と心に焼き付きます。これは何かの暗示かな?
後、何回この景色を五体で感じる事が出来るかは神のみぞ知る処ですが、出来ればこの季節に天に召され天空の真っ青な色の中に吸い込まれるように
白い煙を書き込めたら本望だ・・・等と思いめぐらす爺さんでした。

白い煙ではなく黒い煙だったらどうしましょう?   焼き場の窯だけが知ることです。




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2 コメント

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Unknown (どんぐり)
2017-05-23 09:30:35
初めまして、どんぐりと申します。
先ほどは読者登録をして戴きありがとうございます。
お恥ずかしい限りの拙いブログですが
これからもどうぞよろしくお願いします。
Unknown (kaiken_kai)
2017-05-23 06:08:07
甲斐犬カイの読者になっていただきありがとうございます
私も71歳になり 貴殿と同じ気持ちで あと数年の人生を甲斐犬達と楽しんでいます
甲斐犬に興味がある人が 犬舎見学に来てくれるので もう少し生きていなくてはと 思っています

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