菌仲間と右ヶ谷と呼ばれる秘境へ。
島根県柿木村(現:吉賀町)から
右ヶ谷キャンプ場(元?)付近に向かう。
ただここまでほとんど人が入ってくることがないため
ラスト約15kmの極狭道路は荒れ放題で
車が確実に傷だらけになります、一応 ^-^;
材がやせ細っていて、いつ抜けるか分からん (;´Д`);
かつては登山道も整備されていたのだろうと思いますが
今現在は背丈ほどの笹を分けながら進まないといけません。
毎年ここに来ていますが、年々入り難くなってきています。
マムシがうじゃうじゃいるし
一番気を付けないといけないのがクマですね。
国内においてクマ被害がもっとも多い地域のひとつです。
ヤブ漕ぎよりも沢沿いを歩いていくのが楽。
這いまわるウドカズラ
広大な原生林が広がっています。
この紋所が目に入らぬかっ!
フタバアオイ ^-^;
攪乱が起きて開けた場所には
先駆樹種のオオバアサガラ
終盤のサイハイラン
この生物はなんじゃ??
一見ダンゴムシっぽいけど
ダンゴムシの仲間ではないことは薄々分かる。
足の形状が違うもんなあ。
ということで、目的のコガネムシタンポタケ ^-^;
朽木の中に棲むコガネムシの幼虫に生える冬虫夏草です。
通常5月頃に出る種類ですが
ここは標高が高く冷涼な環境であるためか
6月に発生するようです。
ツブツブ
ハリタケの仲間
甲虫?の幼虫から生えていました。
イラガの繭と思われしものから生えた
ハリタケの仲間
ホオノキの果実に発生したホソツクシタケ
このキノコは冬虫夏草ではありません。
今年も菌活が始まりました ^-^;