《カクちゃんのブログ》  週末はゴルフ、ときどき名城100選巡り。 平日は、街中マーケティングと飲み屋さん巡り。

いつになっても上手くならない。同じ失敗の繰り返し。
だから忘れないように記録しましょう。

前立腺針生検 初めての日帰り手術

2017-10-29 12:01:01 | 前立腺肥大
PSA検査結果から前立腺ガンの疑いがあり、確定診断と
治療法を決定するために前立腺の組織を採取する「前立腺
針生検査」を9/26ないとうクリニックで行った。

生検を受けるためには前日から様々な約束事がある。

前立腺針生検査は、肛門から挿入した超音波の画像を
見ながら会陰部より細い針で前立腺の組織を採取し、
病理診断を行う手術だ。

当日は10時に来院、検尿と血圧測定を行いリカバリー
室で手術着に着替え、点滴と抗生剤の投与を受ける。
午前中は、点滴が繋がった状態で百田尚樹の著書を
読みながら、ゆっくりとした時間を過ごす。

内藤先生と看護婦さん二人の暖かい微笑みに迎えられ
12:30に手術室に入る。
手術台にのり、血圧計、心電図モニターの電極を装着、
「ピコッ、ピコッ、ピコッ」と心電図の音と数値が
気になりモニターに視線を向けると看護婦さんに
やんわりと見ないようにしましょうねと諭される。

麻酔は手術台に腰掛け、胸に枕を抱えた丸まった
状態で脊椎に麻酔薬を注入する。
この時点で心拍数は最大になったが、先生の点滴注射
よりも痛くないからの一言で、平静を取り戻す。
言われた通り、ほんのちょっと「チクッ」としただけ
だった。

続いて手術台に仰向けになり、ふくろはぎをベッド
サイドの足掛けの上に置く。丁度、分娩台の状態だ。
麻酔の効き具合は、氷を内腿やぺニスに当て行う。
数分で冷たさも触れられていることも感じなくなった。

腰から下はシーツで覆われているため自分からは何も
見えない。先生からその都度、現在の処置の状況を説明
しながら進めてくれる。

前立腺の組織を採取する機械(たぶんガンのようなもの)
の音はとても威圧的だ。
ビックリしないように、「バシュッ」と空打ちをして
ちょっと大きな音がしますと心配を取り除いてくれる。

一ヶ所目の組織採取。筒状の針先に採取した組織片を
見せ、12箇所取りますとのこと。
「バシュッ」「バシュッ」と気分の良い音では無いが
全く痛みは感じない。少し押される感じがするだけだ。

約30分で手術は終了。リカバリー室で点滴を受けながら
安静に時を過ごす。
3時間後、尿意があるかどうか問われるが麻酔のせいで
全く感じない。膀胱を見るとパンパンに膨れている。
ぺニスにカテーテルを挿し込み、膀胱を押して排尿を
する。1リットル近くの尿が出た。

その後、多くの水分を取るように言われる。
自分で排尿出来るようになったら自宅に帰れるサイン。
ベッドから起き試みるが中々出ない。やっと10~20cc
だけ出た。続いて50分後、再び試みる。
今度は50~60cc。更に50分後、やっと100cc以上の
排尿ができ、帰宅できることになった。

術後の注意点と起こりうる合併症の説明を受け、
19:30に病院を出る。約10時間の日帰り手術だった。

1週間位、排尿時に血尿が混じったが、会陰部の出血や傷み
排尿困難等も無く、10/11審判の時を迎えることになる。

この時点でも、俺は多分大丈夫と妙な自信があった。


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