山と蓋と日々の綴り

山登りのついでにマンホールの蓋を探してウロウロしてます。

山野草が魅力の坪山

2012-04-30 | 山行

山の先輩が「坪山(1102m 上野原市)」に出かけたと聞き、私たちもGW29日に行ってきた。
山野草が多く、特に「日陰ツツジ」の群生で最近登山客に人気があるという。
コースは、坪山登山口(一宮神社先)⇒西ルート⇒頂上⇒びりゅう館ルート⇒オブジェの林(勝手に命名)⇒びりゅう館。

5時出発、藤野PAで朝食を済ませ、目指す坪山に向かった。
途中GW渋滞に2回ほど巻き込まれたが、7時45分ごろ「びりゅう館」を5分ほど通り過ぎた道路わきの駐車場に到着。
駐車場はすでに満車状態。辛うじて愛車が駐車でき、ラッキーであった。
【滑り込みセーフで駐車できた】


【今日は快晴。清らかな清流が流れる登山口】


身支度を整え、8時に登山開始。
お決まりの西コースを進むと、いきなりトラロープが張ってある斜面に出る。
小川に架かる丸太橋を怖々と渡り、急斜面を登っていくと「一人静」が満開だ。
【登山口から少し登ったところに咲くミツバツツジが散り始めていた】


【朽ちた丸太もあり、慎重に渡る】


【一人静が咲く登山道】




【一人静の群生も沢山あった】


【ミツバツツジが最後の花を咲かせていた】


さらに急斜面を登っていくと「日陰ツツジ」の群生地がある。
私たちを待っていたかのように、最後の花を咲かせていた。
ところどころで、ミツバツツジと日陰ツツジの競演が見られた。色的にはミツバツツジが目立つが、日陰ツツジもクリーム色で対抗している。
【日陰ツツジとミツバツツジが最後の競演】


【日陰ツツジ越しに西原の家々が小さく見える】


日陰ツツジの群生と同じような場所に「イワウチワ」が群生している。
イワウチワも最後の花を咲かせいた。
【イワウチワってとても可愛い花だ】






頂上が近くなると急斜面がより急になり、息が上がる。
目を先にやると濃いピンクの花が見えた。イワカガミだ。唯一、この場所で二輪開花していた。
【ここだけに咲いていたイワカガミ】


10時30分に頂上に出る。富士山が冠雪した部分を覗かせていた。
少し早いが昼食をとり、30分ほど休憩し、11時にびりゅう館に向け下山開始。
【頂上から富士山が見えた】


【下るにつ連れて日陰ツツジはなくなり、ミツバツツジだけになる】




下りは登りと比べて体は辛くないが、足が何度も痙攣しそうになり、腿が攣りそうになって、とても辛かった。
暫く下ると新緑が鮮やかな林に出る。ここの木は奇妙な形をしたものが多く。勝手に「オブジェの林」と名付けてみた。
【木の種類は?だが、不思議な形をした木が多くあって笑えた】


【踊る木々】


【大きく節くれた木】


【ダンスに興じる木々】


【閻魔さまの持つ金棒のような木】


クルマの音が大きくなってきて「びりゅう館」が近い。
ちょっと変わった「叡山スミレ」を発見。この登山中多くのロジスミレを見てきたが、叡山スミレはここにしか咲いていなかった。
さらに下った土手に「イカリソウ」が咲いていた。イカリソウもここでしか見ていない。
【ロジスミレと比べると、葉っぱが違う】


【ここだけに咲いていたイカリソウ】


やったー、13時30分 びりゅう館に到着。
缶ビールを買い、水車小屋の脇でささやかに祝杯を挙げる。実に美味い。
しばし休憩し、トイレを済ませて駐車場まで30分弱歩いて戻った。
【この地域は案山子コンテストでもやっているのか?】


びりゅう館から上野原ICに向かって15分ほどのところに、「里見園」という和菓子屋を発見。
この地域は「酒まんじゅう」が名物らしいので、酒まんじゅうやどら焼きなど3種類10個ほどお土産に買った。
【どれも一個70円とは安い。味も上々だ】


上野原ICから15分ほどの「秋山温泉」で一風呂浴び、昼寝をして家路についた。
山野草に満足した久しぶりの登山であった。先輩に感謝である。
歩数1万8千歩の登山であった。



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