小田原市のマンホールの蓋。
蓋に描かれているのは、江戸時代の「酒匂川の渡し(輦台渡しに着物姿の女性が乗っている様子)と、
その背景に、市のシンボル「小田原城天守閣」と「鐘楼(または隅櫓。ひょっとして石垣山一夜城?)」、市の木「クロマツ」、
これらの上に 「箱根の山並み」、その山越しに望んだ「富士山」だ。
もう一つ、小ぶりの蓋で、描かれているのは、市の魚「メダカ」だ。市の魚にはもう一匹「アジ」がある。
小田原市は2001年3月に絶滅危惧種のメダカを「市の魚」に認定している。
小田原でナゼ「メダカ」なのか?
それは、童謡「メダカの学校」の歌詞を、童話作家の茶木滋さんが小田原に疎開していたときに書いたとのこと。
ここからメダカと小田原のつながりが始まったようだ。
酒匂川水域の農業用水路の一部には、他系統との交配のない小田原固有の「小田原メダカ」が昔と変わらず泳いでいるそうだ。
市民限定で、小田原メダカの里親制度があるとのこと。
側溝の蓋も凝っている。
市の花「ウメ」と市の木「クロマツ」それと「青海波(せいがいは)」を、それぞれ扇の中に描いている。
もう一つオマケで、消火栓の蓋。
【天守閣 現在の天守閣は、昭和35年(1960)5月に、市制20周年の記念事業として復興】
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