鹿児島高校陸上競技部

監督雑感を中心に鹿児島高校陸上競技部の様子をお知らせします!

九州高校新人

2014年10月16日 01時18分06秒 | 大会結果
みなさん,こんばんは。

先ほどフェイスブックにも書きましたが,明日,国体に向けて出発します。
その前に,日曜日まで宮崎で行われた九州新人の事について書いておきます。



日本ジュニアユースが終わり,名古屋から帰ってきて二日もしたら宮崎に出発しました。
宮崎は今の1年生がちょうど3年生になった時に南九州総体が行われます。
そんな話もしながら,とにかく次に繋がる試合をしたい!と思って今回の大会に臨みました。


本来なら,男子八種の100mでスタートしたかったのですが,県大会でハードルを手で倒してしまい失格してしまっていたので,今回は出場できません。

男女混成の選手がいない遠征もだいぶ久しぶりでした。
やはり混成選手がいないと少し寂しいですね。
(おかげで,朝は比較的ゆっくりできましたが……)


よって,今回の一発目は女子4継でスタート。


1組目に登場しました。
今回は,県大会からオーダーを変えて,国体を控えるエースの中釜抜きで臨むことになりました。

50秒を切って,B決勝に残れればいいかな。と思っていたチームでしたが,
監督の予想を大きく上回り49秒前半で,しかも1着でゴールを走り抜けました。

見事決勝進出です!

夕方に行われた決勝では残念ながら8位でしたが,中釜抜きでの好走に来年を期待させる結果でした。

このように,スタートがいいと,大会の流れがだいぶ良くなります。


この日は,中釜の100mHや,浦村の400mを棄権しましたが,

男子走幅跳で,1年生米森が,6m96の跳躍を見せ,見事4位。
ライバルにも競り勝ち,見事1年生トップの成績でした。

7m跳びたかったですが,国体に向けて良い感じに仕上がってきています。


大会二日目は,鹿高の誇るツートップ,中釜と浦村が400mHに出場。
今回,中釜は国体を見据えて,4継と100mHを回避して,400mHとマイルのみの出場にしました。
また浦村は夏以降,足に不安があり,4継と400mを回避しました。

そんな二人でしたが,予選は危なげなく,二人とも1着で決勝進出。

迎えた決勝は,台風19号の影響で,だいぶ雨風が強い中でのレースになりましたが,

中釜が向かい風の強いバックストレートを圧巻の走りで押し切り,見事二連覇を達成しました。
記録は1分01秒とそこまでよくないですが,条件を考えれば,まずまずでしょう。

入賞を狙ったインターハイは故障で涙をのみましたが,
我慢をした分,今思いっきり走れています。

県新人~ユース~九州新人と,内容がどんどん良くなっていますので,
国体が楽しみです!

一方浦村は足の痛みが強かったため,本来の走りができませんでしたね。
本人はとても悔しかったはずです。

それでも今年は,インターハイで準決勝まで進み,11位という成績を残せました。
来年に向けてこの悔しさを忘れず頑張って欲しいです。


そして,今回の九州新人,もっとも注目していた種目が女子の走幅跳。

県大会を制した1年生の田中亜季が夏以降着実に成長しています。

今回は5m70を目標に頑張りましたが,結果は惜しくも5m65で,70には届きませんでした。
それでも,自己ベストをマークし,米森同様,1年生トップで4位入賞です。

これまで,九州や全国でなかなか結果を残せずにいたので,嬉しい入賞でしたね。

課題としている跳躍フォームはまだまだ未完成。
今後まだまだ伸びていきそうです。

そして二日目最後がマイル。

今回好調の女子は,不調を押して頑張った浦村の健闘もあり,しっかりと決勝に進みました。
記録的にも優勝を狙える状態です。

一方,県大会以降,調子の上がらない男子は,位置取りやバトンパスのミスもあり,
残念ながら予選敗退でした。

インターハイでは2年生だけで臨み,3分18秒というタイムがだせており,この九州新人は3分16秒を切って優勝しよう!
と練習してきましたが,なかなかうまくいかないですね。

この冬期は本当に頑張らないと!
今年は男子マイルは2パターンのオーダーで3分15秒が出ました。
その3分15秒を経験したメンバーが3人残ります。

力はあるはずです。

来年は県記録の3分13秒だけでなく,インターハイ決勝を目指していきましょう。




そして,日が変わり最終日の日曜日。

マイルの決勝や,走高跳に出場予定の好調加治屋など,楽しみな種目もありましたが,
朝一の電話で
「大会中止」
の連絡を受けました。

台風19号の影響です。

前日から,だいぶ風も強くなっており,ホームストレートは時より追風4mを超えていました。

一晩経って,台風も近づき,風も前日以上でしたので,様々な影響から大会本部も決断したのだと思います。

残念ではありましたが,今回最初の二日間で,だいぶ収穫もありましたので,納得して帰ることにしました。


かわいそうだったのは応援に駆けつけてくれた3年生でしたね。
中には,夕方宮崎入りした3年生もいたので,滞在時間がだいぶ短い応援遠征になってしまっていましたが…..



と,まあ,長くなりましたが,今回の宮崎遠征。

県大会でだいぶ落ち込みましたが,それに比べれば,だいぶ上向きな結果でした。


詳しく触れませんでしたが,
男子の4継も,結果こそ良くありませんでしたが,県大会の不調を払拭するきっかけはつかんだと思います。

男子棒高に出場した山澤も。
記録なしでしたが,兄は,そこから成長し,翌年インターハイ出場を勝ち取りました。
弟も負けないくらいの能力がありますので,今後の成長に期待したいです。


次の大会に直接関わってくる,県総体や南九州と違い,九州新人は比較的落ち着いて見ることができます。
今回もそうやって落ち着いて見ていたことが選手が思いきり競技できたのかもしれませんね。


私たち指導者も,もっともっと成長しなければ!


さて,日はさらに進み,台風19号も気がつけば,鹿児島を去って行きました。


今度は,18日から国体が始まります。
今シーズン,最後の山場です。


私は明日16日に長崎入りする予定です。


今回,鹿児島高校からは,

男子走幅跳&三段に松田敬佑
女子ヨンパーに中釜佐和子
男子走幅跳で,米森亮

そして,今回は長距離でも出場です。
男子B3000mに友生貴大が出場。

4人全員が入賞できれば,万々歳!ですね。


チームだけでなく,鹿児島県選手団全体をサポートできるように頑張って来ます。


皆様,よろしくお願いします!




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