鹿児島高校陸上競技部

監督雑感を中心に鹿児島高校陸上競技部の様子をお知らせします!

出直し

2014年10月01日 22時00分46秒 | 大会結果
みなさん,こんばんは。
お久しぶりです。

県新人大会から,2週間が経とうとしています。

ようやく,ショックから立ち直りかけてきて,このブログを書ける気持ちになってきました。


結果からいいますと,まさに「惨敗」。

もちろん,全てが悪かったわけではなく,

女子400mHの大会新&ワンツーや,女子走幅跳,男子走高跳の優勝など,
良い結果もありました。

それでも,やはり男子の総合をとれなかったこと(しかも3位)
男女のマイルでどちらもアンカー勝負で競り負けたこと。

その他にも,男女混成の敗北や,全体的に4位の多さなど,
悔しさが残るには十分な結果でした。


今回は,全ての歯車がかみあわない。そんな状況の中で試合が続き,
普段の大会なら,立て直しができるところが,できない,といった感じで3日間がすぎました。


選手の力不足はなかっと思います。

今回の結果については,完全な調整ミス。そして,気負いや驕りといった気持ちの面での調整ミス。


監督(指揮官)として,そして陸上競技の指導者として,自分の力不足に打ちのめされました。

陸上競技の指導者として
大学のコーチを2年,
クラブチームのコーチを8年
そして,鹿児島高校の監督になって6年。

これまでの指導者経験の中でも,最もきつい,試練の大会になりました。


もちろん,私以上に選手も辛かったと思います。

今回,心底「嬉しい」と思えた選手は本当に少なかったと思います。

日々,キツイ練習をこなしている選手達ですから,やはり試合では,
「嬉しい」「楽しい」という気持ちにさせてあげたいものです。

今回,多くの選手に「悔しい」涙を流させてしまいました。
彼ら(彼女ら)の涙を見る度に心が締め付けられる思いです。


特に,男女両キャプテンには重い結果でした。

新キャプテンになって最初の試合。

二人とも,意気揚々とこの大会に臨みましたが,結果は思わしくありませんでした。

責任感の強い二人ですから,きっと自らを責めたと思います。
男子キャプテンの川田は,過去日本一になった選手です。

そんな選手が県大会で負けるというのは相当の屈辱だと思います。

そんな悔しさを誰よりも解ってやらなければならないのは,
彼に,「一緒に陸上をしよう」と声をかけた,監督である私です。

もう一度,彼に全国の頂点に挑戦させたい。と思った「初心」を私ももう一度思い出して
新しく出直そうと思います。


大会終了後,しばらくは元気がでませんでしたが,最近になり,ようやく,気持ちの整理もでき,
この悔しい気持ちをバネに,冬期を頑張ろうと,少しずつやる気もでてきました。

来年の総体で,鹿高旋風が巻き起こることを想像すると,楽しさも湧いてきます。


そして,秋のシーズンはまだ終わっていません。

幸い,九州新人にも,両リレーの他男女とも個人で複数種目進むことができます。

日本ジュニア
日本ユース
そして国体と全国大会も続きます。

駅伝も,今年は,これまで以上に楽しみな布陣になりそうです。


凹んでばかりはいれません。


さあ,頑張って出直そう!


※男女マイル決勝の動画です。

男子

女子










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