かなり離れた場所を歩いているつもりだった。
それなのに、君は何時でも気付いてくれる。
それは俺だからではないとわかっている。
いつも通りを歩く人や、客を気にしているからだ。
それでも気付いてくれるということが嬉しい。
満面の笑みで。。。。
君の金髪に染めた髪がライトで光り、会釈してくれたのがわかる。
少し早歩きになって、君の元へと向かう。
横に並ぶと、いつものように話が弾む。
君には簡単に触れることはできないけど、同じものを触ることができる。
「これどう?」
「これはこうやって、、、どう?」
「あっいいね。でもって香りも」
「でしょ♪」
そんな客と店員の会話。
それでも誰もがわかってる。
他の店員さんも、お客さんも。
少し甘えたようにデレデレと話す俺がそこにいるから。
そして、二人っきりの世界があるから。
だけどそこは彼女の仕事場。
長居をして無駄話をするわけにはいかない。
手を振って後にする。
振り返ると君は・・・新しい客と話している。
わずか数秒が、、、過去になっている。
もう数秒後戻り出来るのなら、あの場所には彼女と俺がいるはずなのに。
もう一度、君の側で甘えた声で言えたのに。
「君の香りもいいね♪」って。
それなのに、君は何時でも気付いてくれる。
それは俺だからではないとわかっている。
いつも通りを歩く人や、客を気にしているからだ。
それでも気付いてくれるということが嬉しい。
満面の笑みで。。。。
君の金髪に染めた髪がライトで光り、会釈してくれたのがわかる。
少し早歩きになって、君の元へと向かう。
横に並ぶと、いつものように話が弾む。
君には簡単に触れることはできないけど、同じものを触ることができる。
「これどう?」
「これはこうやって、、、どう?」
「あっいいね。でもって香りも」
「でしょ♪」
そんな客と店員の会話。
それでも誰もがわかってる。
他の店員さんも、お客さんも。
少し甘えたようにデレデレと話す俺がそこにいるから。
そして、二人っきりの世界があるから。
だけどそこは彼女の仕事場。
長居をして無駄話をするわけにはいかない。
手を振って後にする。
振り返ると君は・・・新しい客と話している。
わずか数秒が、、、過去になっている。
もう数秒後戻り出来るのなら、あの場所には彼女と俺がいるはずなのに。
もう一度、君の側で甘えた声で言えたのに。
「君の香りもいいね♪」って。