石村嘉成展へ
テレビ映像からのあどけない表情の熊に魅せられた。それは、「石村嘉成」さんが描いた【生き物たちも一生懸命 石村嘉成展】のポスターだった。真っすぐに見つめる目と茶色のグラデーションが何とも言えない表情を醸し出して、私を手招きした。
8月12日新居浜あかがねミュージアムへと車を走らせる。エントランスホールには胡蝶蘭たちが出迎えてくれる。数の多さに驚きながら足が止まった。有名人「森山未來」の名前が・・・・。(主演劇のポスターに嘉成さんの絵画を採用)
彼の作品には、黒と白の配分と調和が素晴らしいと感じた。多彩な色たちが不思議な調和をしてほっこり気分にさせられる。私は彼の名前を知らずに来たが、砥部動物園の作品は知っていたので、初めてではなかったようだ。その上今日はラッキーで、ご本人が公開製作をしていた。優しい顔からのあどけない丸い目が魅力的で、来場者と写真撮影をしている。熊の目と嘉成さんの目、人の心を引きつける力に納得です。
私は来年「県展」に出展する作品の下絵を今考がえている。テーマは決めているしイメージはぼんやりと浮かんでいるが・・・。色を穏やかに表現するには白と黒が必須。彼の作品に出会った今に感謝しながら帰路についた。西条では早場米の収穫が始まっていた。我が家では秋なのに・・・・。
森山未來
この色合いの織物を製作したいな・・・。
日記
友より「本」を紹介してもらった。① すぐ死ぬんだから(内館牧子) ② 飛族(村田喜代子) ③ 98歳になった私(橋本治)
③は挫折する。作者は小理屈が得意な回路の持ち主のようなので、私には無理、早々に閉じた。(友の好きそうな感じがした。)
②はリアルとファンタスティックが混在する離島に住む老女の話だ。エネルギーの赤と人間の命が帰る海の青の表現は心に残った。「人の樹」も読んでいるが、やっぱりファンタスティックな画面が流れる。
①は160程の待ち人がいるため、私の順番が来るのはいつの日か。コミセン図書館はすごい。
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