昭和少年漂流記

破壊、建設、発展と、大きく揺れ動いた昭和という時代。大きな波の中を漂流した少年たちの、いくつかの物語。

第一章:親父への旅   10か月後の再発。 ②

2010年10月19日 | 日記
いつもジャズが流れている和食屋に戻る。 「親父さん?大丈夫なの?」という友人の質問に時計を見ると、20分近くが経過している。「うん…。再発したらしいんだよね」とおおまかに説明する。心配する彼に「ま、詳しいことは、帰って医者に聞いてみるよ。…それより、そっちの話だよ」と、話題を本題へと移す。 ITの先端技術を武器に、数人の技術者集団で起業して1年。ヴェンチャー・キャピ . . . 本文を読む