柿ぴーのつれづれ日記

食べるの大好き,旅行大好き,お菓子作り大好きな柿ぴーの日記(-△ー)ノ

パーヴォ・ヤルヴィ指揮 ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団×ヒラリー・ハーン

2018年12月15日 | コンサート・観劇など
『パーヴォ・ヤルヴィ指揮 ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団×ヒラリー・ハーン』のため兵庫県立芸術文化センターへ。



パーヴォ・ヤルヴィさん、ヒラリー・ハーンさん、ドイツ・カンマーフィル、すべてが初めて。
皆さんのブログを読ませていただき、期待も高まりワクワク。

お目当てだったヒラリー・ハーンさん、赤いドレスが似合ってて美しかった。
自分の出番までは、オーケストラの演奏に合わせて体をゆっくりと左右にゆらゆらさせたり、楽団員の方に向かってニッコリと微笑みかけたり、あたたか~い和やかな雰囲気を醸し出してました~

演奏は、ス・ゴ・イ、、、、、の一言。
彼女が一人で弾く場面では、客席中の全員が微動だにせず、もう、息もしてないくらいの勢いで聴き入っていた。
「時間よ止まれっ」で、お客さん全員の動きが止まってしまったかのようだった。

彼女の紡ぎだす音色は、とても軽やかなのに厚みがあって、冬の間に積もった雪を解かす春のぬくもりのようだった。
弓や弦も含めた楽器がどうの、ってのもあるでしょうけど、本人の人間性ってのも出るよね、絶対。

今回は3階席だったので、遠くから見ていると、楽器から音が出ているというよりは、まるで彼女そのものから音が紡ぎだされているようにさえ感じた。
そのくらい、もう音が自然だった。
オーケストラとの掛け合いも、ものすっごく自然で一体感に感動。

アンコールを2曲してくれたんだけど、最初のアンコールは何故だか涙が出てきて、終わったあと涙がどっと出てきそうなのをこらえちゃったよ。
3階という上からだとホール全体の雰囲気が感じられたのだけど、もう、あの時のあのホールは、神様のいる世界と繋がってたと思うわ。

彼女には、まさに「ミューズ」という言葉がぴったりだと思った。



これは是非彼女のCDを買わねばと休憩の時売り場に向かったら、大勢の方が同じ事を思ったようで売り場はごった返してた。

休憩後のオーケストラのみの演奏は、弦楽器の一体感に感動。
弱~い音から一気に強い音へ、その時には聴いてるこちらも「おおっ」ってなったわ。
昨日のコンサートが終わって大阪からの帰りがトラブル続きで。
お客と電車が接触したとか異臭がしたとかが重なってダイヤが遅れて、家に帰ったのが午前2時前。
ゆえに、目を閉じて聴いてると時々睡魔に襲われたけど、この弦楽器の音の波でハッと覚醒する事がたびたび
そのくらい「おおっ」って思いながら聴いてたので、何楽章目か忘れたけど、終わった後、つい拍手しそうになった

そして、オーケストラのアンコールでも同じように、何か神々しい空気に包まれてるような厳かな気持ちになった。

今回のコンサートは、厳かな空間を感じた、至高の時間と空間だった。

ちなみに、残念ながら兵庫ではサイン会はなかった。
恐らく、それ目当てっぽい、バイオリンケース背負った方もちらほら見かけたけど。
又に期待しましょう

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