■伝言
時間と思い出は 比例しながら
大きくなったり 消えそうになったり
抵抗しても 味方になってはくれない
そういうもんだと、誰かの声
キミの無言を 少し押してみたら
優しい笑顔が よみがえった
あきらめることは 先に延ばして
わたしは少し あらがってみる
この次 会えたら 外を歩こう
あの公園まで あの校庭まで
疲れたら 古ぼけたベンチで
飽きるほど 話をしよう
時間はたっぷりある
もう焦らない
わたしの癖は 悔いることだけど
そんなことは もう言ってられない