2012.5.30 (水)
去年あたりから、おかしいくらいに鳥の鳴き声が響く。
ほんとうに「おかしい」くらい。笑っちゃうくらいに「鳥だ~」って。
とくにウグイスの「ホーホーケキョ」は、だれか真似してるの?とつっこみたくなるくらいにはっきりと聞こえる。
早朝の空に響き渡って、私はその姿を探して窓から首をだしている。
すぐ近くに尾根道を整備した5キロにわたる都立公園があり、その尾根道の周囲にサンクチュアリがつくられている。また夜にはまっくらになる谷戸公園にもサンクチュアリが。
整備されてからもうずいぶんたつんだけれど、あそこに穏やかに暮らしている鳥たちがここまで来て、「おかしいくらいに」美しい声をきかせてくれてるんだろうか。
これはもう数年前の風景で、今はもっと木々が生い茂っている。
そうそう、サンクチュアリ、つまり自然保護区って、こんなにいろんなものを指す言葉なんですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E7%84%B6%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E5%8C%BA
■支援の継続と、東電のボーナス??
地元の知り合いたちが続けています。
http://www.project-next.com/projectNext/Top.html
そんな中、こういうニュースを読むと、複雑な気持ちになる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120529-00000013-mai-bus_all
JALだって、再建までにどれくらいの間ボーナスなしだったのだろうか。
公的資金の導入のうえで値上げを公言していて、すでにボーナスが計上されている・・・って。
一般の企業では考えられないし、ありえない話だ。
社員一人一人はきっと大変なんだろう。
今までの収入でローンを組んでいる人もいるだろうし、生活のレベルを下げるのはなかなか至難の業かもしれない。
そういうことへの同情の気持ちをもちつつも、それはボーナス支給の理由にはならない。
この一年余りをこの国で生きてきた私たちにとっては、それはごくごく当たり前のことだ。
それにしても、東電(ガス、鉄道等の公益事業でも同じらしい)の総括原価方式をどうとらえたらいいのでしょうか?
東電は以下のような説明をしているけど。
http://www.tepco.co.jp/cc/kanren/1204850_2005.html
ちょっと古い放送だけど、こんなものも・・・。
http://www.nhk.or.jp/fukayomi/backnumber/111224.html
いまさら・・・と言われるかもしれないけど、ちゃんと学習してみるかな。
福島第一原発4号機内部の恐ろしい映像を見て、こっちはその衝撃が冷めてないっていうのに、「そろそろ大飯原発の再稼働を考えてもよろしいんじゃないでしょうか」みたいなことを国のトップが言い始めているんだよなあ・・・。
新藤兼人監督が亡くなられました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120530/k10015483421000.html
「生涯現役」がこれほどふさわしい方はいないのでは・・・と。
はじめてみたのは「裸の島」。
古い映画館の中で、言葉ではなく、体から湧き出てくる匂いや叫びや悲しみや、そして這いつくばるような強さに、幼い私はただただ圧倒されたのです。