2010年2月23日 (火)
▼国なんか背負うな! ←怒ってる…。
なかなかライブでは見られないけど、でもやっぱり画面に映るシーンはたとえライブじゃなくても心を沸き立たせてくれる。バンクーバーのさまざまなシーン。
もちろん自国の選手の活躍は期待しちゃうし、メダルもとらせてあげたいなあとか思うけれど、でも純粋に競技として見入ってしまうことのほうが多いかもしれない。
滑降とかのスピード感もすごいし、新種目のスキークロスなんて、ホント、アクロバットだよな~と感心してしまう。
そういうときは、日本選手がどうの、とか、メダルの数とか、もう全然関係ないっ! おもしろいものはおもしろいし、すごいものはすごい、ただそれだけ。やっぱりスポーツですごい、アスリートってすごい、そんなふうに胸が熱くなったりするってもんだ。
オリンピックって、それでいいんじゃない?と思うんだけど、そうはいかないんでしょうか。
今朝の『朝日新聞』の「石原知事 発言から」は、そういう私の気持ちを逆撫でする記事でした。この人、スポーツについて語る資格あるの?とまで思った。東京にオリンピックを誘致しようとしている責任者がこういう人物だってことを知った上で、有名人は一緒に旗を振って協力してるのか?と問いただしたくなる。
「バンクーバーの日本勢の不振は(まだ終わってないんだよ!)、選手が重いものを背負ってないから。国家というものを背負ってないから、結局、遠くに跳べない、速く走れない」
「道徳教育というか、責任教育というか、そういうものが必要なのではないか」
だと。
大学生が「太平洋戦争」を知らないようないびつな国の結果がこのオリンピック、とまで言ってのけた。
こういう空気って、やっぱりあるのかなあ。だから私、以前のほうが純粋にオリンピックを楽しめたのかなあ。
やたらメダルの数とか強調されたり、ダメだと切って捨てるみたいな報道…、なんか気持ちが萎えるんだよな。
国なんか背負うな!と言いたい。背負うんだったら、自分の努力や,家族の支えや、スタッフのサポートや…、そういうので十分。
私たち一般人なんて、お気楽に見て「キャーキャー」言ってるだけなんだから、「メダルとれなくてすみません」とか「みなさんの声援のおかげです」とか、そんなこと言わなくていい。
国をあげてバックアップしてどんどんエスカレートしていけばいくほど、私みたいな人間はどんどん引いていくだろう。そういう国が今回メダル獲得数がすごい!って、今朝の一面にも取りあげられてたなあ。あれもなんだかなあ…。
たかがスポーツじゃん。そんなリキ入れてどうするの。
「たかが…」と思っているものに思いがけず感動させられちゃうから、「スポーツってすごいなあ」と思うんだし。
それにしても、あの人の発言はない! みんなが過酷なトレーニングを積み重ねて4年に1回のオリンピックに挑んでいるのに、「国を背負ってない!」とか「責任教育」とか…。あの人、絶対に競技を見てないよね。見ていてああいう発言しているとしたら、それはそれで、もう却下だけど。
国民の期待を裏切り続ける民主党に対してより、もっとヒートアップした今朝の私は、どうなんでしょう。ちょっと問題あり??
▼高岡蒼甫の目
話はガラッと変わりますが、昨夜帰ったときにやっていた番組に、高岡蒼甫くんが出ていました。
くりーむしちゅーの上田さんがMCで、ネプチューン、くりぃむしちゅーの有田、チュートリアルがレギュラーの番組。
…あ、今調べてきました、「しゃべくり007」です。さすがトークの名人ばかりで、けっこうおもしろかったのですが。
昨夜のゲストは「猿ロック THE MOVIE」の番宣なのか、市原隼人と高岡蒼甫で。
前にも書いたかもしれないけど、「パッチギ」での高岡蒼甫はたしかにすごくて、そこばかり語られるのはよくわかるんだけど、舞台「ウィー・トーマス」の彼がすごく鮮烈だったことを言いたくて。
芝居としても非常にみごたえがあったのだけど、主人公の異常性と危うさとせつなさを鮮やかに演じた彼に大注目したのだ。
これは再演を希望します!
あの目は、優しそうで怖くて、気弱そうでふてぶてしく、笑っているようで決して心の中は見せない…、摩訶、不思議な目なのだ。
▼国なんか背負うな! ←怒ってる…。
なかなかライブでは見られないけど、でもやっぱり画面に映るシーンはたとえライブじゃなくても心を沸き立たせてくれる。バンクーバーのさまざまなシーン。
もちろん自国の選手の活躍は期待しちゃうし、メダルもとらせてあげたいなあとか思うけれど、でも純粋に競技として見入ってしまうことのほうが多いかもしれない。
滑降とかのスピード感もすごいし、新種目のスキークロスなんて、ホント、アクロバットだよな~と感心してしまう。
そういうときは、日本選手がどうの、とか、メダルの数とか、もう全然関係ないっ! おもしろいものはおもしろいし、すごいものはすごい、ただそれだけ。やっぱりスポーツですごい、アスリートってすごい、そんなふうに胸が熱くなったりするってもんだ。
オリンピックって、それでいいんじゃない?と思うんだけど、そうはいかないんでしょうか。
今朝の『朝日新聞』の「石原知事 発言から」は、そういう私の気持ちを逆撫でする記事でした。この人、スポーツについて語る資格あるの?とまで思った。東京にオリンピックを誘致しようとしている責任者がこういう人物だってことを知った上で、有名人は一緒に旗を振って協力してるのか?と問いただしたくなる。
「バンクーバーの日本勢の不振は(まだ終わってないんだよ!)、選手が重いものを背負ってないから。国家というものを背負ってないから、結局、遠くに跳べない、速く走れない」
「道徳教育というか、責任教育というか、そういうものが必要なのではないか」
だと。
大学生が「太平洋戦争」を知らないようないびつな国の結果がこのオリンピック、とまで言ってのけた。
こういう空気って、やっぱりあるのかなあ。だから私、以前のほうが純粋にオリンピックを楽しめたのかなあ。
やたらメダルの数とか強調されたり、ダメだと切って捨てるみたいな報道…、なんか気持ちが萎えるんだよな。
国なんか背負うな!と言いたい。背負うんだったら、自分の努力や,家族の支えや、スタッフのサポートや…、そういうので十分。
私たち一般人なんて、お気楽に見て「キャーキャー」言ってるだけなんだから、「メダルとれなくてすみません」とか「みなさんの声援のおかげです」とか、そんなこと言わなくていい。
国をあげてバックアップしてどんどんエスカレートしていけばいくほど、私みたいな人間はどんどん引いていくだろう。そういう国が今回メダル獲得数がすごい!って、今朝の一面にも取りあげられてたなあ。あれもなんだかなあ…。
たかがスポーツじゃん。そんなリキ入れてどうするの。
「たかが…」と思っているものに思いがけず感動させられちゃうから、「スポーツってすごいなあ」と思うんだし。
それにしても、あの人の発言はない! みんなが過酷なトレーニングを積み重ねて4年に1回のオリンピックに挑んでいるのに、「国を背負ってない!」とか「責任教育」とか…。あの人、絶対に競技を見てないよね。見ていてああいう発言しているとしたら、それはそれで、もう却下だけど。
国民の期待を裏切り続ける民主党に対してより、もっとヒートアップした今朝の私は、どうなんでしょう。ちょっと問題あり??
▼高岡蒼甫の目
話はガラッと変わりますが、昨夜帰ったときにやっていた番組に、高岡蒼甫くんが出ていました。
くりーむしちゅーの上田さんがMCで、ネプチューン、くりぃむしちゅーの有田、チュートリアルがレギュラーの番組。
…あ、今調べてきました、「しゃべくり007」です。さすがトークの名人ばかりで、けっこうおもしろかったのですが。
昨夜のゲストは「猿ロック THE MOVIE」の番宣なのか、市原隼人と高岡蒼甫で。
前にも書いたかもしれないけど、「パッチギ」での高岡蒼甫はたしかにすごくて、そこばかり語られるのはよくわかるんだけど、舞台「ウィー・トーマス」の彼がすごく鮮烈だったことを言いたくて。
芝居としても非常にみごたえがあったのだけど、主人公の異常性と危うさとせつなさを鮮やかに演じた彼に大注目したのだ。
これは再演を希望します!
あの目は、優しそうで怖くて、気弱そうでふてぶてしく、笑っているようで決して心の中は見せない…、摩訶、不思議な目なのだ。