先日のオバマ大統領の就任演説は、選挙戦中のように派手な表現はありませんでしたが、大変素晴しいものだったですね。また、大統領の就任にあれだけ盛大な就任式典をやるアメリカも凄いものです。日本国内閣総理大臣の場合は、皇居正殿松の間で厳かに行われる任命式(正式には親任式)がこれに当たるのでしょうね。
ところで、オバマ大統領が就任演説で、"Forty-four Americans have now taken the presidential oath(これまで44人の米国人が大統領としての宣誓を行った)" と言ってたのが少し気になりました。別に揚げ足を取るつもりはありませんが、正確には44人ではなく43人です。ステファン・グローバ・クリーブランド大統領が、第22代と第24代の2回やってるからですね。
また、これまで同じ名前の大統領が5回出ていますが、勿論これらは別人です。
- アダムズ 2代、 6代
- ハリソン 9代、23代
- ジョンソン 17代、36代
- ルーズベルト 26代、32代
- ブッシュ 41代、43代
いずれにしても、米国の場合、ワシントン大統領以降この220年に大統領は43人しかいません。一方、日本では、伊藤博文内閣総理大臣以降この124年間に59人の総理大臣が任命されました。平均在任期間は、「米国の5年 vs. 日本の2年」と、かなり大きな差が有りますね。
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