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有明山に抱かれて   

Uターンして始めた田舎暮らし。

絲の魔法

2016-11-05 | 日記


 篠ノ井線にコトコト揺られて

 明子さんと

 長野の「マゼコゼ」まで行ってきました。



 入り口で出迎えてくれたのはマゼコゼのご主人の手作り、ロケットストーブ。

 進化して、ますます芸術的になっていました。


 
 ここは一階のカフェ&図書室


二階のギャラリーは、今日から四辻藍美さんのアイヌ刺繍の展示です。

 藍美さんとも、この美しい手仕事とも、

 一年ぶりの再会。













 梁がむき出しになった薄暗い空間に掛けられた布から

 アイヌの文様が浮きあがって、今にも動きだしそう。

 藍美さんがコツコツと仕上げた手仕事だけれど

 わたしはこの模様が、寒い朝にガラス窓にチリチリと浮きあがってできる氷紋のように

 自分から布の上を這ってできた絲たちの魔法みたいに思えます。
  

うまく写真が撮れなかったけれど、
フクロウの刺繍をした袋がとてもとても素敵でした。






 

「安曇野スタイル」始まる。

2016-11-04 | 日記
昨日から、「安曇野スタイル」が始まって

紅葉の中、工房やお店を廻る人たちの姿が目につきます。


わたしたちも午前中は高橋節郎美術館へ。

高橋節郎の作品からは、縄文の息吹が伝わって来ました。

そして、午後は

今月二度目のちひろ美術館。



今日は腹ごしらえをしてから

じっくりと絵と向き合いました。





 ちひろ美術館の池で行水をしていたカラス。

 カラスの行水、初めて見ました。


 落ち葉の黄色が明子さんのマフラーの色によく映える。

 きょうはじっくりとあれやこれや
 わらべうたの話をしました。


帰りには、天蚕センターによりました。

おおきな、きれいな天蚕を見せてもらいました。

ほかの子はみんな蛹になったのに、この子だけまだ。

クヌギの葉が、もう終わりかかっているのに……。




がんばれー。

穏やかな時間

2016-11-02 | 日記

きのう、初冠雪だった山にまた雪が降った。
きのうより少し下のほうまで。



今日も明子さんとわらべ歌です。


 池田町の山のふもと。 



  自然に馴染んだ子供たちは
  わらべうたのリズムに、ぴったりとはまっている。





 きれいな歌声は光のなかへ

 楽しげな足音は大地に

吸い込まれる



 ゲストハウスのオーナーさんと明子さんと。


 手前がホビットハウス
 うしろが種の保存庫。たくさんの種が瓶の中に納められて並んでいました。


 
 自然農園が素晴らしかったです。


 穏やかで美しい時間でした。

 頭の中に響いているのは

「やまのむこうにはなにがある…」のメロディ。
 


森の中で

2016-11-02 | 日記
東京から、わらべ歌の明子さんがいらして

森の中の素敵なロッジで

わらべうたの会が開かれました。



 「こんこんちきちき」から始まったわらべうた。

 森の中でいっぱい遊んできた子供たちも

 すっかりわらべうたの世界に入り込んで。




  胡桃を使って「ひーふーみーよー……」と数えています。


  わらべ歌のあとは森遊び。


  お絵かきをしたり。


  ドングリ見つけたよ。


  子どもたちのお昼は、カボチャやサツマイモが入った熱々のすいとん。

  すこし味見させてもらいました。



  そのあとはシャロムさんのオーガニックの食堂で尽きない話。

  ひだまりの中、止まった時間。


場所を変えて、

碌山館で、以前どうしても撮りたかった丸窓の写真が撮れました。