俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

9月14日(土)

2019-09-14 12:45:01 | 日記

曇り。涼しい。

十五夜を真夜に仰ぎて今日終わる  正子
切りつめて芒活けたり若穂のみ   正子
舟形の箱に葡萄のひとふさずつ   正子
新豆腐とあれば水もきよらかに   正子
絹ごしの方がきよらか新豆腐    正子

●十五夜。夜中にラジオを聞いて、月が出ていることを知り、外へ出て月を見た。小さく、満月のはずが、少しゆがんで見える。十五夜を見逃すところであった。

●白いPCがサインアウトできない。いつまでたってもサインアウト中。何かの操作で、Cloud を出してしまって、それからだ。Cloudがあやしい。で、メールが読めない。ヤマダ電機に持ってゆく。

●debate の語。言おうか言うまいか非常に悩む時など。「カミノ アイランド」の中にあった。
・・debate to mention to the others.

デイリー句会
https://blog.goo.ne.jp/kakan003
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9月13日(金)

2019-09-13 16:10:21 | 日記

曇り。十五夜。明日が満月。

台風のあとの荒地の韮の花       正子
荒れ畑の半分占めて韮の花       正子
のうぜんかずら揺れつつ鳥に蜜吸わせ  正子
芒の穂紅刷くものも混じりたり     正子
鬼柚子のでこぼこ深く青深く      正子
風に飛ぶ秋の幻影秋の蝶        正子

●恵子さんから電話。子規新報のお礼と、信之先生のお見舞い。余計なことながら年齢を聞いた。私より、5歳上。
今、平成15年から19年までの信之先生の俳句を書き出している。このころが水煙が最も活発な時期。水煙誌上に発表された人たちの名前で、忘れていた名前もある。大勢が入れ替わり入会された。ほとんどが、ネットから。その人たちは、今どうされているのか。秋風が吹く今日は、昔の時間がなつかしい。

●5丁目の丘を散歩。風船蔓、芒、にらの花を持ち帰る。しじゅゆうがらの群れにあう。

●蓮根をすりおろし、小麦粉、卵、塩を混ぜて、油であげる。蓮根の天ぷらの味がしている。上出来。
大根おろし、酢橘、醤油で食べる。
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9月11日(水)

2019-09-12 11:35:12 | 日記

夕方、にわか雨。まだ暑い。

牡蠣ソテーレモンの色を添えてあり 正子
梨に添え一袋を買う青蜜柑     正子
山国の葡萄の紫冷え過ぎぬ     正子

●井田病院へ、付き添い。次回10月30日を予約。硬膜下血腫ということがあるらしい。

●14日は満月。それに合わせ、スーパーの花屋にお月見用の花。吾亦紅、竜胆、芒、鶏頭、月のような黄色いポンポンダリア。観葉植物の葉。この花束、人目は引くが、翳がなくて興ざめ。思えば、かわいらしい商売気。

●歯が悪い人が何を食べるか。牡蠣があったこと、思い出す。ついでに鰻の冷凍を買う。

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9月10日(火)

2019-09-10 10:50:12 | 日記

日差しは秋なのだが、朝から暑い。十時には室温30℃

竜胆の花は水のごとあわし   正子
竜胆の鉢を朝日の中に置く   正子
 阿蘇山(思い出)
足元の小さき竜胆踏まれずに  正子
 愛媛久万(思い出)
竜胆のか細き茎よ古民家    正子

●昨日から、信之先生の全句集の句を集めるのを再開。平成15年途中までは、『旅衣』に載っているのでそのあとの句。昨日は平成15年の水煙より。今日は平成16年、17年の水煙より。17年11月号が欠けている。
平成15年は創刊20周年。道後にぎたつ会館で水煙フェスティバル。水煙大会を水煙フェスティバルに替えて、いままで砥部の家で行っていたのを初めてホテルで開催。名古屋の敬二さんご夫妻、東京の高夫さんが参加。水煙叢書の句集も沢山出した。

22回水煙フェスは、東京(芭蕉記念館)・小諸の二か所で行い、水煙では、もっとも多くの人が集まった。私には小諸が印象強い。

9Pの字が見えづらい。虫メガネで見る。はづきルーペを買おうかな。

●竜胆の鉢植えを買ってきた。15センチ鉢が150円。花がよくついている。

●食欲の落ちた歯の悪い人用カレーライスを考案。肉の代わりにツナ缶。これ汁ごと入れる。人参はすりおろす。玉ねぎ、じゃが芋は薄め、小さめに。茄子は普通。市販のカレールーは肉を入れないので、ブイヨンがついているもの。
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9月9日(月)

2019-09-09 10:11:30 | 日記

台風15号、明け方には風雨が収まる。横須賀に上がって、東京湾を通過し、千葉に上陸した。台風に備えて鉢は、棚から降ろしておいたので、我が家では、飛んでいったり、倒れたりしたものはなかった。台風一過の涼しさはなく、蒸し暑い。

●昨日、ネット句会の作業中白いパソコンが不調。ネットに繋がらなくなり、黒いパソコンにデータを移したりして、手間取る。使い始めて5年になる。WiFiを家に備えて調子がよかったのに、昨日に限ってなんということだ。台風のせいもあるのか。

●子規新報74号を花冠会員に郵送。購入代金も郵便局で振り込む。74号は「髙橋信之の俳句」を特集している。
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9月8日(日)

2019-09-08 12:35:30 | 日記

台風15号が9時ごろ横須賀から千葉に上陸。
夜強い風と雨が降り出すまでは、台風の気配はなかったが、8時ごろから急に雨と風が強まる。朝方まで窓が鳴って、恐ろしい。これほど窓が鳴ったのは初めての経験。

9月月例ネット句会開催。
https://blog.goo.ne.jp/kakan02d
いい句なのに、表現が足らず特選に入れることができない句が何句かある。

 句会投句
芒の穂若きみどりが金を帯ぶ  正子
葛の花の匂いここまで川はさみ 正子
家づとに芒・露草・葛の花   正子


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9月7日(土)

2019-09-07 13:37:11 | 日記

昨日は33度、今日もそれくらい。一時涼しくなっていたが、暑さが戻る。

朝、5丁目の丘に一人吟行。
芒、葛の花。ペパーミントの花、露草をお土産に持ち帰る。芒を折ろうとしたがおれない。穂先を抜くと、すっと抜けた。葛の花の匂いが、空気を染めて匂っている。持ち帰った花を咲き残っている白竜胆と合わせてガラスコップに。秋草らしくなりにける。

百日紅百日十日の秋暑し       正子
秋暑し甘藷畑に葉が熟れて      正子
すすきの穂若きみどりも金を帯ぶ   正子
ぽっかりと畑あり葛の花匂い     正子
葛の花ここまで空気を染め匂う    正子
つゆ草の青が溶け出しシャワー浴ぶ  正子
丘の道突き当りに湧く秋の雲     正子
砂糖黍の匂いが芒の茎にある     正子

●レイモンド・チャンドラーの『長いお別れ』を二度繰り返し読んだ。作中の作家ウェイドは、自分のある手紙で、自身の名にスコット・フェッジラルドを名を加えている。ウェイドは、フェッジラルド同様に酒飲み。それに重ねたか。ハリウッドがメイン舞台。フィッジェラルドもハリウッドで仕事をしていた。現実と話がクロスオーバーしそう。

ジョン・グラシャムの推理小説『カミノ・アイランド』を読みはじめた。時代はアップルのiPhone5の時代。翻訳がないので、原書なのだが、この本は、プリンストン大学のファイアストーン図書館にあるフィッジェラルドの手書き原稿を盗む話。オリジナルは粗末な紙なので、精巧なコピーをして、閲覧させている。3億円ばかりの値打ちか。フィッジェラルドは、実際プリンストン大学に入学し、兵役の関係か中退している。なぜこうもフィッジェラルドが出てくるのか。文学やアートに関した犯罪をネタにするのは、日本ではちょっと珍しいかも。それで興味がわいて読み始めた。
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9月6日(金)

2019-09-07 13:14:25 | 日記

8月24日から今日まで、いろいろあった。

●8月27日、信之先生が、急に仰向けに倒れて強い脳震盪を起こす。血圧降下剤の効きすぎと思う。一晩様子を見て、28日に脳神経科で、あたまのCTを撮ってもらった。異常なし。首を鞭打ちしている様子。頭痛と首の不快感あり。3か月は経過観察。水枕で頭を冷やしたり、食事に気を付けたり、また、倒れないかと神経を使う。
1日、日曜日、句美子が見舞いに来る。元は、心配して来るとはいったが、体調不良で来週くるという。

●9月3日に角川年鑑2010年の原稿「全国俳誌・結社ー一年の動向」をメールで送る。20×20の原稿用紙をダウンロードして使う。これがちょうどよかった。角川俳句の編集者が久しぶりに男性に代わる。

●客間のカーテン、2窓を新調。オーダーしようと思ったが、店員が既製品で大丈夫ということで、既製品に。シルバーグレーにした。フックにアジャスターがついていて、丈が調節できた。

●「子規新報」74号が「高橋信之の俳句」を特集した。5部送られてきたので、20部追加を頼んだら今日とどいた。三日だったか、編集者の小西昭夫くんにお礼の電話。彼は、船団にいるが、船団は来年5月に終刊になるとのこと。「廃刊ですか」と聞いたら、「終刊」だと訂正される。なるほどね。

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