俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

8月17日(火)

2010-08-17 07:06:45 | Weblog
★きらきらと秋のポプラとなりいたり  正子
紅葉には間のあるも、秋の日がさせばポプラにも秋らしさを感じられたのでしょう。近くになく木の名前として知っているだけで馴染みのないポプラでしたが、図鑑で調べてみました。よい機会をいただき、ありがとうございました。(黒谷光子)

○今日の俳句
蓮は実を青々掲げそよぎおり/黒谷光子
蓮が実を青々とつけるころは、新涼。蓮の実の青さが新鮮に目を捉える。涼しい風も吹き始め、「そよぎおり」と動きもたのしませてくれる。(高橋正子)

○8月12日だったと思うが、歌人の河野裕子(かわのゆうこ)さんが乳がんで亡くなられた。現代短歌の第一人者だそうで、「しなやかに日常を詠んだ」というのがその評価。京都女子大時代に賞をもらって華やかにデビュー。歌会始めの選者も。年は、私と同学年のようだ。
「しなやかに詠む」という意味はどういう意味だろうかと思うが、主義とか主張ではないものなのであろう。

◇生活する花たち「シモツケ」(横浜四季の森公園)
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2 コメント

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お礼、コメント (黒谷光子)
2010-08-12 20:41:53
(お礼)
正子先生の俳句日記、8月11日に私の「蓮の実」の句を掲載いただきまして、ありがとうございます。今年も蓮が十数本咲き、実になっています。
(コメント)
きらきらと秋のポプラとなりいたり
紅葉には間のあるも、秋の日がさせばポプラにも秋らしさを感じられたのでしょう。近くになく木の名前として知っているだけで馴染みのないポプラでしたが、図鑑で調べてみました。よい機会をいただき、ありがとうございました。
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お礼/光子さんへ (高橋正子)
2010-08-12 22:18:47
ポプラの句にコメントをありがとうございました。ポプラは公園や新興団地の周囲などに最近は植えられるようです。日本の風景にはなかった木と思いますが、松山に住んでいたときに、窓からいつも眺めれるところにありました。
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