俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

8月30日(月)

2010-08-30 09:32:13 | Weblog
★青穂田の密なるそよぎ一面に  正子
ずーと広がる青穂田に初秋の風が吹き渡っています。青い波のそよぎが一面に連なり、稲穂の匂いも漂ってきて、美しい田園風景に心和まされます。(藤田裕子)

○今日の俳句
ちちろ鳴く裏庭の夜の澄みてきし/藤田裕子
静かな裏庭にちちろが鳴くと、夜が澄んでくる感じがする。夜が澄んでくると、ちちろがいっそう声高く鳴く。研ぎ澄まされてゆく秋の夜である。(高橋正子)

◇生活する花たち「百合」(横浜日吉本町)
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2 コメント

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お礼 (藤田裕子)
2010-08-25 00:53:55
正子先生、「ちちろ鳴く」の句を今日の俳句にお選びいただきまして有難うございます。

青穂田の密なるそよぎ一面に 
 ずーと広がる青穂田に初秋の風が吹き渡っています。青い波のそよぎが一面に連なり、稲穂の匂いも漂ってきて、美しい田園風景に心和まされます。
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お礼/裕子さんへ (高橋正子)
2010-08-25 23:41:05
穂田の句にコメントをありがとうございました。こちらでは、田んぼを見ることもなくなり、さみしいです。
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