俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

されどシェークスピア/9月16日(水)

2009-09-17 01:37:35 | Weblog
俳句

晴れ
○鳩山さんが首相となる。理系宰相に熱い視線、という見出しもある。菅さんも東工大の出身。理系の頭で、クリアな政治を行ってもらいたい。

○リチャード三世を見たいと思いネットで検索。リチャード三世を悪役にしすぎた劇団のメークに失望。意外とよさそうなのが、子どものためのシェークスピア。華のん(カノン)の企画したもの。パナソニックの後援を受けて活動しているようだ。チェーホフと、古典落語もある。良いものを、本物を、の精神のようだ。

○一昨日の続きだが、シェークスピアは、やはり面白い。原文と翻訳と比べながら、そのエッセンスが読める。リチャード三世に出てくるエリザベス王妃の話す言葉には大いに感心。短く、あまり難しくない言葉、心がぽつっと零れるような言葉は、決して男性の言葉ではない。若いときは、このようなことには気付かなかったが、年をとってわかものがあるので、年をとるのもよいことであろう。劇の台詞を少々覚えて、ロンドンにでも行って、イギリス人の芝居を見てみたくなった。宝くじにでも当たったら、そうしよう。

シェークスピアは、老後の楽しみによさそうだ。それにアガサなどの推理小説。漱石も。老後は古典を楽しむのがいいだろう。こういった人たちの御蔭で、人生の日々がたのしく送れる。クラッシクの音楽家の多くの楽しみを残してくれた。願わくば、俳句でも人生の楽しみとなるような句を遺して欲しいものだ。
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