俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

6月15日(水)

2011-06-15 11:13:28 | Weblog
★オナガ来て新樹の中をよろこべり  正子
オナガはその名の通り尾がすらりと伸びて、黒い頭と真っ白真なお腹と背と尾の淡いグレイがかったブルーが美しい鳥です。そのオナガが緑茂る季節を喜んでいるかのように、樹木の間を飛び、枝に止まり、鳴く。その光景に目を細める詠者がいます。(後藤あゆみ)

○今日の俳句
竹林の透けいて青し夏の空/後藤あゆみ
竹林と竹林に透ける空をしずかに、遠く、深く見ている目を感じる。竹林の緑と空の青の色が美しい。(高橋正子)

◇生活する花たち「菖蒲・紫陽花・芹の花」(東京都文京区椿山荘)

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1 コメント

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お礼とコメント (後藤あゆみ)
2011-06-09 19:23:26
今日の俳句に「竹林の透けいて青し夏の空」を載せて下さりありがとうございます。

★オナガ来て新樹の中をよろこべり  正子
オナガはその名の通り尾がすらりと伸びて、黒い頭と真っ白真なお腹と背と尾の淡いグレイがかったブルーが美しい鳥です。そのオナガが緑茂る季節を喜んでいるかのように、樹木の間を飛び、枝に止まり、鳴く。その光景に目を細める詠者がいます。
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