晴れ
しろがねの朝の雲へと立葵 正子
老鶯を切っ先に止め避雷針 正子
若竹のほどけし緑朝日受け 正子
●花冠365号を校了。
●早朝、5丁目の丘へ。鴬が二羽いるらしい。今朝は、蓄電池装置の避雷針に止まって鳴いていた。この前は、枯れた立ち竹のてっぺんに。てっぺんが好きな鴬らしい。もう一羽は、500mくらい離れた谷間の木の茂りに。鴬の谷渡りの声を聞いたが、谷を渡ることもなく、止まったまま鳴いている。「谷渡りの声」を聞くと、谷を渡っている姿を想像できる。そういう風に思い込んでいた。
蓄電池装置の裾に桑の実によく似た赤い実がなっていた。そのなかに小鳥がいるようだったが姿が見えないので何の鳥かわからない。