俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

6月17日(月)

2019-06-17 17:49:18 | 日記


●俳壇5月号(本阿弥書店)のワイド作品集<今月の主宰>の欄に顔写真と共に高橋正子が紹介される。
『「明るくて深い現代語の俳句を、良い生活からよい俳句を」の高橋信之の教えを引き継いで、それを目指し、細く長く、伝統を大切に、精神な俳句を作りたいと思う。』


青を踏む
        高橋正子
遠き花確かむために青を踏む
初蝶の今し消えたり大き宙
白れんに無音の空の青深き
わが影を入れて桜芽木の影
残る鴨浮いてボートが軽く浮き
残る鴨追い立て雨の降り出せり
春雨の水輪川幅うめつくす



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