俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

3月10日(日)

2013-03-10 22:12:15 | Weblog
★芽柳のるると色燃ゆ向こう岸   正子
「るると色燃ゆ」に柳の芽吹きのみずみずしい色が目に見えるようです。対岸をほんのりと彩るように芽吹く柳、春のやさしい表情に心弾みます。 (多田有花)

○今日の俳句
春の雪正午の鐘の音をつつむ/多田有花
春の雪はやわらかいものであるが、それが「物」を包むのではなく、「(鐘の)音」を包むところに、この句のユニークさがある。春の雪の降るなかでは、正午の鐘の音も詩情をもって聞き届けられる。(高橋正子)

○早咲き桜

[早咲き桜/横浜日吉本町(2013年3月9日)]

○3月ネット句会開催。今月から、行事に合わせた句会ではなく、第2日曜日開催の月例ネット句会とする。
○午前中、5丁目に花の写真を撮りにゆく。一挙に春の花が開いた。辛夷、早咲き桜、馬酔木、さんしゅゆ、花にら、ミモザ、木瓜、やぶ椿、菫など。昨日の気温は初夏なみという。午後3時ごろ買い物に出たが、黄砂で向こうの信号から先が見えないほど。春の嵐が吹きまくる。


◇生活する花たち「桃の花蕾・藪椿・梅」(横浜日吉本町)
コメント (1)
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