俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

10月7日(木)

2010-10-07 09:03:03 | Weblog
★星月夜ただ風吹ける夜半のこと  正子
よく晴れた夜空を、何げなく仰ぎ見られたのでしょうか。満天の星がまたたく静かな秋の夜半のこと。今日も充実し、ことなく過ぎた感慨がロマンをもって伝わってくるようです。「ただ風吹ける」が印象に残ります。(小川和子)

○今日の俳句
虫の夜の海より暮れて更けゆけり/小川和子
「海より暮れる」が作者の発見。さらに夜が更けてゆき、虫の夜へのことさらの思いがある。(高橋正子)

○コンテストの仕事。

○花冠11月号が到着した知らせが入る。6日に届いた方が多いようだ。

○朝市に出かけ、栗、とうがらし、大根、ほうれん草、茄子、葱を買う。とうがらしは、油でいため、醤油と酒で味付け、鰹節をふりかけできあがり。ピリッと辛くて、新米ご飯によくあって病みつきになる。

○You Tubeで「月光ソナタ」をいろいろ聴く。今夜は、ケンプが好みだ。月光を弾く老齢の表情もよかったのだが。ベートーベンが見ていた月はどんなであったのだろう。フランクフルとに懸かった月は、空をはるか航く感じだったが、小川沿いの森に差す月光もいいだろうなあと思いつつ。
コメント (2)
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