俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

2009年9月号

2009-07-09 15:08:23 | 花冠投句
葛桜
高橋正子

青楓そよぎて闇がそよぎたり
朝顔の双葉数えて月が差し
葛桜真昼の風の澄むところ
紫陽花も屋根もあかるき月の下
ベランダのトマトの青き香に浸る
さくらんぼみどりあかるき茎が縦横
夏至の雨つらつら糸のごとく降り
蜜豆に夜の会話の間がありぬ
水無月の夜雨の音の弾みたり
七夕の笹の飾りも活けてあり
昼顔の咲き上るあり木曜日
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2009/6/11-7/9の俳句メモ

2009-07-09 14:24:01 | 花冠投句
梅雨月のものやわらかに耀けり
紫陽花も屋根もあかるき月の下
朝顔の双葉に月の差しきたり
朝顔の双葉のみどりやわらかに
夜更けての会話に蜜豆食べにけり
投げ入れの花に七夕飾りの笹
 水羊羹を作り、子どもたちが喜んで食べた日を、いただいた水羊羹を食べつつ思い出して詠んだ句。
裏庭の笹がそよぎて水羊羹
ベランダのトマトの青き香に浸る
七月の夜雨の音の弾みけり
葛桜わが正体に何もなし
プチトマト摘めば手元に朝日差す
梅雨の夜の涼しさ句集などを読み
夏みかん剥かんと手にして手が大きい
紫陽花の錆びてきていてよき色に
青楓そよげば闇がそよぎたり
夏至の雨つらつら糸のごとく降り
遠闇に雨を呼びたて夏蛙
冷やし水飲み干し遠き夏蛙
かの国は夏至の祭りの最中なる
さくらんぼの茎のみどりのあかるかり
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7月9日(木)

2009-07-09 08:47:59 | Weblog
俳句


曇り
○昨日、俳句界の編集長の林先生から、文学の森主催の俳句界句会の先生に信之先生が招かれる。
▼9月6日(日)
 午後1時から
 深川芭蕉記念館で。
 会費 2000円
 みなさま、是非お越しを。

○花冠9月号の選と編集。

○日赤募金と町内会の防災組織の担当係り(輪番)を依頼に各戸を回る。担当係り全員引き受けてくれた。明日ブロック長に持参。

○今朝、トマト、サフィニア、ジーニアを取り除く。さっぱり回復しない。
思いがけず、ミニバラと、ハイビスカスと、苺に蕾。朝顔の双葉5本。猫に掘られたがかろうじて。低い垣根のようにする積もり。松山でそのようにして、結構楽しんだ。
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