空車の時と実車の時は走り方、運転が違ってくる。
空車の時は一番歩道側の車線、第一走行車線を走る。ゆっくり走る。
第一走行車線をゆっくり走るのは実はむずかしい。第一走行車線には
大抵駐車車両が停まっている。駐車車両を避けて、第二走行車線に
車線変更しまた戻る、ことが面倒だ。ずらりと駐車車両が並んでいて
まともに走れないことも多くある。また、交差点付近では左折車両で
詰まっていたり、左折専用車線になっていたりする。
しかし第二走行車線を走っていて、お客を発見して第一走行車線に
急に車線変更して停車するのは危険だ。できるだけ第一走行車線で
走りたい。だが、ついつい走りやすさから第二走行車線を走ってしまう。
と、後ろから来た空車が第一走行車線を走ってきて、内側から抜かれて
(私はゆっくり走っているので)前でお客を取られてしまうことが
よくある。
ゆっくり発進なので、外側から他の空車タクシーにお客を取られて
しまうこともよくある。だが、まあいいかと思っている。
実は営収、売り上げよりも、無事故無違反で一日でも長く続けていく
ことが重要であると考えている。売り上げが良くても、休憩をあまり
取らないとか、違法スレスレの着け待ちをしているとか、危険な運転を
するとか、規定時間をオーバーして営業するとか、上手に「乗車拒否」を
するとか、そのようなことをして売り上げを上げることにはまったく
興味がない。
私が尊敬する乗務員は長い間続けてこられた多くの方々だ。
安全で無理をしない運転をすれば、違反、事故の発生率は低くなる。
だが、違反も事故も起きる時には起きる。
30年間無事故無違反で表彰される優良乗務員でも、乱暴な運転をする
乗務員でも、事故が起きるか起きないかは2分の1の確率だ。
一瞬の見落とし、ちょっとした操作ミス、体調の不具合で事故(違反)
は起きる。どんな長期間無事故無違反できた人でも「俺はこの先、絶対
違反も事故もしない」とは言い切れない。
それを肝に銘じて、日々乗務している。
空車の時は一番歩道側の車線、第一走行車線を走る。ゆっくり走る。
第一走行車線をゆっくり走るのは実はむずかしい。第一走行車線には
大抵駐車車両が停まっている。駐車車両を避けて、第二走行車線に
車線変更しまた戻る、ことが面倒だ。ずらりと駐車車両が並んでいて
まともに走れないことも多くある。また、交差点付近では左折車両で
詰まっていたり、左折専用車線になっていたりする。
しかし第二走行車線を走っていて、お客を発見して第一走行車線に
急に車線変更して停車するのは危険だ。できるだけ第一走行車線で
走りたい。だが、ついつい走りやすさから第二走行車線を走ってしまう。
と、後ろから来た空車が第一走行車線を走ってきて、内側から抜かれて
(私はゆっくり走っているので)前でお客を取られてしまうことが
よくある。
ゆっくり発進なので、外側から他の空車タクシーにお客を取られて
しまうこともよくある。だが、まあいいかと思っている。
実は営収、売り上げよりも、無事故無違反で一日でも長く続けていく
ことが重要であると考えている。売り上げが良くても、休憩をあまり
取らないとか、違法スレスレの着け待ちをしているとか、危険な運転を
するとか、規定時間をオーバーして営業するとか、上手に「乗車拒否」を
するとか、そのようなことをして売り上げを上げることにはまったく
興味がない。
私が尊敬する乗務員は長い間続けてこられた多くの方々だ。
安全で無理をしない運転をすれば、違反、事故の発生率は低くなる。
だが、違反も事故も起きる時には起きる。
30年間無事故無違反で表彰される優良乗務員でも、乱暴な運転をする
乗務員でも、事故が起きるか起きないかは2分の1の確率だ。
一瞬の見落とし、ちょっとした操作ミス、体調の不具合で事故(違反)
は起きる。どんな長期間無事故無違反できた人でも「俺はこの先、絶対
違反も事故もしない」とは言い切れない。
それを肝に銘じて、日々乗務している。