梶哲日記

鉄鋼流通業会長の日々

オモテナシの心

2013年10月10日 17時40分39秒 | Weblog

9月の最終日曜日に江戸川鉄栄会の日帰りバス旅行を開催しました。これは毎年この時期に行われてきた会員の社員や家族の慰安の集いであり、ある年は現地集合・現地解散、ある年はバス旅行と繰り返されてきた当会のメインの行事です。

今年は、中央高速を通って富士吉田に行き、ICの近くのふじやまビール館で昼食をして富士急ハイランドで遊ぶコースでした。朝8時に浦安駅と船堀駅とに分かれて集合しそれぞれバス2台に分乗して、バス計4台にもなる総勢140名、一日バス旅行としては過去最高の参加者となりました。

参加者が多かったのは、今年富士山の世界遺産登録の効果もあったのだと思います。しかし会員の社員の家族にはお子様も多く、数々の絶叫マシンがある人気の遊園地で、4時間家族でゆっくり過ごせる企画が当たったのかもしれません。

行きは順調で、ふじやまビール館には午前11時前には到着しました。さすが富士山の天然水の地ビールは美味しかったです。でも一時間だけの昼食会とビンゴゲームは、食べるだけが精いっぱいで少し余裕が無かった感じでした。

それでも皆さんの気持ちはメインの富士急ハイランドです。朝東京は曇っていましたが、日中は少し暑かったものの絶好の行楽日和となり、それぞれ家族や会社単位で、園内では存分に楽しんだようです。帰路高速道路はさすがに渋滞しましたが、それでも予定の一時間遅れで朝の集合場所に戻りました。

実は昼食時、会長として冒頭で皆さんに挨拶をしようと思ったのですが、会場が広すぎて着席までに時間が掛かり、挨拶を割愛し乾杯だけにしました。しようとした幻の挨拶を以下紹介して今回は終わります。

『皆さんこんにちは。簡単に挨拶をして乾杯をしたいと思います。富士山の標高は3776m日本で一番高い山ですが、それでは次に高い山は何という山か知っている人はいますか。誰も分からないでしょうか。南アルプスにある北岳で、標高は3193mあります。それでは何で、この北岳が存在するのでしょうか。北岳が富士山より高ければ、あのような綺麗な山の富士山でも目立たないからです。世の中には必ず裏と表とあって、裏があるから表が目立つのです。裏が無ければ表無し。そう「裏が無ければ、オ・モ・テ・ナ・シ」。その様な心を、裏の役割や存在を大切にしましょう!』
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