梶哲日記

鉄鋼流通業会長の日々

業界の講演会

2009年10月03日 11時16分28秒 | Weblog
29日中央区茅場町の鉄鋼会館にて、東京鐵鋼販売業連合会で秋季講演会があり、梅谷忠洋氏に講演して頂きました。テーマは『呼び起こせ!武士道精神~今こそ鉄鋼流通ビジネスに大和心の復活を~』でした。

講師の梅谷先生は、作曲家でフルーティストであり、潜在能力研究家でもあり、昭和54年小林幸子の演歌“おもいで酒”を作曲された方でもあります。現在は 多くの企業の社内研修を手掛け、経営者のパーソナルアドバイザーとしても幅広く活動をされています。

70名が参加して大盛況でした。企業の経営幹部を前に、トップの仕事は単なる金儲けではなく、企業の明確な目的(会社の在り方)を掲げその上で具体的目標を設定し、世の為人の為になる様な揺るぎない方向性を示すことだと強調されました。

そしてノブレス・オブリージュ(noblesse oblige)、高貴なる人の義務を、経営者はどうしても持ち合わせる必要を強調。つまり武士道精神に代表される、人の上に立つ者は先ずは『義務の励行』をし、それから『権利の行使』をしなければ、下の者からは憧憬の対象とはならないことを説かれました。

今回講師を選任するにあたっては、私が推薦させてもらいました。毎年東鉄連理事会では、講師の選任について、内容や知名度や費用などの面で悩むところでした。派遣講師会社に依頼し、候補者の中から選ぶケースも多かったのです。

実はもっと言うと、私は梅谷先生には二年前に初めてお逢いし、先生が主催する勉強会に一年前から定期的に参加していたのです。そんな経緯で今回講演をお願い致しました。

講演がスタートし、何故か私が凄く緊張していました。話しが進み、皆がグイグイ引き込まれて行くのを肌身に感じホットしたのが本音です。先生は人の話の受け売りは絶対せず、全て自分の実体験か、全て検証したことしか話さないので説得力があるのでしょう。

翌日数名の方から「素晴らしい講演だった!感動した!!」との電話が入りました。同じ志を持って学んで行く仲間が出て来ることを望んでいます。
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