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梶哲日記

鉄鋼流通業相談役の日々

1000回を振り返り(その5)

2025年04月12日 04時02分48秒 | Weblog
このブログが役立ったのはわが社の60周年記念誌を発刊した時です。今から12年前のこと、梶哲商店は私の父が昭和27年11月に創業して60年が経過しました。正確には、祖父が大正時代から鉄の商売をしていて戦時中休商を余儀なくされ、戦後父が祖父とは違う鉄の商いで第二創業をしました。梶哲商店は60周年事業として、その年に記念式典を挙行し、記念誌を発刊することにしました。その記念誌の序文は以下です。

 わが社の創業60周年記念式典を執り行うことを最終的に決めたのは、平成 25年の4月のことです。その頃より、式典当日参列の皆様に配布致します社史を作ることを考えていましたが、構成がまとまりません。それ以上にわが社には、社史にするような記録や資料がほとんど無いことが気掛かりでした。また写真にしても梶家家族のものは多くあるのですが、創業から20年位までの会社関係の写真が同じくほとんど無い状態でした。見方を変えれば先代の梶哲(かじさとし)が、創業から暫くは、会社を発展させる為に必死に心血を注いできた証拠でもあります。
 梶哲が梶哲商店を興した時と、梶家に生まれた長男の私は奇しくも同一時期であり、物心ついた頃から先代の仕事を身近に見てきた私でもあります。また幼い頃からの私に対する先代の教育も、ある意味私を会社に入れる為の伏線でもありました。そして私はその路線に乗り、大学を卒業して梶哲商店に入社しました。従って、私の今までの人生と会社の経歴が重なることになります。
 私はそのようなことを、自分で毎週発信しているブログに、折に触れて投稿してきました。それをベースに、今回書き直したり新たに書き足したりして、文章中心の記念誌としてまとめることにしました。
 この記念誌の構成としますと、前半は特にこの自分史の色彩が濃いものとなっています。私から見た父親像や私から見た会社像です。後半からは、私の弟梶大吉がある時期の会社を記しました。そして家庭において私や会社を見てきた、私の妻に寄稿を求めました。また土地取得や移転に絡んだエピソードや、その土地に伴った商売の変遷を見てきたものも挿入しました。最後は、わが社の役員であった野末氏と岡崎氏を交えて私と弟との対談をまとめました。全体像を捉えるまでには至っていませんが、梶哲商店の60年の一端でも感じ取って下されば幸甚と存じます。
~平成25年11月吉日~

こんなところで、書き始めたブログに助けられるとは思ってもいませんでした。平成25年の11月に記念式典がありその時記念誌を配布する予定でしたので、6カ月余りの間に記念誌を完成しなくてはなりませんでした。何年もかけて昔を思い出してはその都度書いてきたブログ、その引用がなければとても間に合わなかったでしょう。記念誌の内容は、目次(欄外の写真)を参照下さい。

ブログはこのように役に立ちましたが、苦い経験もありました。15年程前のこと、わが社の得意先からクレームが付きました。当時わが社の鋼板や加工品販売ではメインクラスのお客さんでした。その時期に千葉八街にあった溶断工場のレーザ加工機が故障して、その様子をブログに公開しました。それを見た件の得意先が、「自分の弱みを軽々と口外する会社とは取引を考えたい。ライバルの同業他社が見ていたらどうするのか、脇が甘い」との苦言でした。

確かにその社長のおっしゃる通りではありました。前にも書きましたが私のモットーは、「極力隠さないでありのままを書く。何故なら読んで下さる皆さんが関心を寄せず興味が湧かないから」です。しかしながら、得意先の社長の指摘は受け止めました。そのようなこともあり、事実でも隠すかどうかは良く判断しなくてはならないと、修正してきたことも確かです。

ブログにまつわるエピソードは話したら切がありません。今回の“1000回を振り返り”のテーマで、最後に投稿に際しての留意点の話しで締めたいと思います。毎週土曜日の朝(5時から7時の間)の投稿は至上課題です。毎週その時間帯に必ずしも自宅にいるとは限りません。旅行(国内外)の最中、出張の最中、勉強会で外泊の最中、もあります。ですのでその際は、パソコンとPCの電源と携帯WiFiは必携となります。

長い海外旅行や出張など、週中で未だ書き上がってなければ、宿泊しているホテルで早朝や夜中にまとめなくてはなりません。読者の中で、毎土曜日の朝読んで下さる方がいれば、その時間帯にアップされていなければ、私に何かあったのかと心配されることと思います。お陰様で今までそのようなことはありませんでした。一週間のリズムを刻んでいる自分の一部であるこのブログを、これからも継続して参ります。 





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