梶哲日記

鉄鋼流通業会長の日々

40年振り

2015年07月18日 09時28分50秒 | Weblog

40年振りでしょうか、これ程の本格的な山登りは。標高差650mを、二時間半を掛けて登りました。群馬県と新潟県の県境にあるのが谷川連峰です。その西端の高峰が平標山(標高1984m)となりますが、その直下の平標山の家を目指しました。

私は大学時代ワンダーフォーゲル部に所属していて、社会人になって二年後、24歳の時に大腿骨の頸部を骨折して後遺症も残って、山登りを止めました。今回の登山は、それ以来となりました。

その大学のクラブを卒業して今年40年、同期が12名集まって40周年を祝いました。そのイベントとして登山を計画し、その後温泉宿に泊まって皆が集うという企画で、7月第二週の週末に行われました。

グループとしておおよそ3つに分かれました。金曜日と土曜日に、それぞれ日帰りで、巻機山と苗場山を目指した健脚組。それから、土曜日に平標山を目指した体力お試し組。そして、仕事や体調の都合で登山が出来ず、土曜日の午後直接温泉宿に入った組。

私達のグループは3人。東京発朝一番の上越新幹線に乗って、越後湯沢駅に7時23分に着きました。それからタクシーをチャーターして、その日の宿である貝掛温泉に立ち寄って登山以外の荷物を置いて、苗場スキー場の手前にある、国道17号沿の登山の入口に降り立ちました。

そこには広い駐車場があり、既に多くの車が停まっていて、平標は日帰り登山では人気があるのでしょう。天気は上々、雲一つとしてありません。平標に登るコースは二通りありますが、我々が選んだのは、暫くは沢沿いで林間を歩いて行くコースです。

それから車が通れる林道に出て、平坦な道が続きます。歩き始めて30~40分すると心地良い汗が出て来ます。山には独特の匂いがあり、昔を思い出します。一時間半程して、本格的な登山口に到達します。駐車場から、これでも200m登ったことになります。

後は、ひたすら丸太で階段が切られている急登を進むだけです。直接太陽は当たらないものの、大粒の汗が噴き出してきます。途中で休憩を取りますが、息は上がったままです。

休憩を取ってから、耐えること一時間。視界が開けてきて、遂に平標山の家に到着。何十年振りかの感動です。40周年で、誘ってくれた仲間がいたからこその感動です。 (次回に続く)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする