梶哲日記

鉄鋼流通業会長の日々

パソコンの必要性

2015年01月10日 05時43分11秒 | Weblog
仕事始めの5日の夜、お付き合いもありまして外で食事をしました。二軒目に行き、夜も遅くなってしまいタクシーで自宅に帰った時に、持っていた鞄をその店に忘れた事に気付きました。その鞄の中にはパソコンが入っていました。

翌日の夕方にしか、その店は開きません。つまりパソコンは、その時までは開けません。私はスマホをまだ持ってなく相変わらずガラ携ですので、パソコンに来たメールも見られないし、パソコンで仕事も出来ない状態となりました。

パソコンとはどれだけ必要なのかを、まる一日使わいないことで、考えるチャンスとなりました。取りも直さず、私達が仕事においてパソコンを使う以前は、どのようであったかを思い返しました。

私が梶哲商店に入社したのは昭和50年です。勿論一般の会社にはオフコンも無い時代。請求書も見積もりも資料も全部手書き、それこそ手紙も手で書きました。更に言えばコピー機も普及してなく、FAXも無い、外部との通信は固定電話と郵便だけの頃です。

請求書を手で書かない事には、売上代金の回収も出来ません。計算はそろばんか電卓でした。それでも会社は仕事をこなし回っていました。記憶が定かではありませんが、わが社に経理面でオフコンを導入したのは昭和50年代の後半で、パソコンを使い始めたのは平成10年頃ではないでしょうか。

今に至っては、これ等のものは大方パソコンに置き換わりました。そのパソコンの機能はスマホにも引き継がれ、現在では仕事をしようと思えば24時間何処に居ても出来ます。それは一言でいえば便利になったということで、余った時間も生み出された訳です。

しかしパソコンの利用によって自筆で字を書くことは滅多にしかありませんし、字を忘れます。パソコンによって仕事が効率良くなり時間が余ったからといって、より生産的な仕事をしているかどうかは考えなければならない命題です。

今やパソコンは必要不可欠となりまし、このブログ自体もパソコン通信の産物です。しかしながら、メリット・デメリットはこれからも明らかにしていかなくてはなりません。再び手元に戻ったパソコンを開けてみて、緊急性のメールはありませんでした。
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