家事塾ブログ~家のコトは生きるコト~

家事塾代表・辰巳渚の、講座日誌や家事エッセイ、お知らせなどを掲載します。

くらしのことサイトに動画アップ!

2011年09月19日 | ニュース
明日20日に、くらしのことサイトに、公開片づけの動画がアップされます。

私もちょっとだけのぞいたのだけど、とにかく楽しかった!というみなさんの様子を
見ていただけると嬉しいですね。

動画はそうそう頻繁には更新しにくいのですが、
公開片づけのブログも始まります。
ここは、各地でやった公開片づけの成果を、それぞれの家事セラピストが報告する場。

よかった!と思った回があったら、ぜひコメントをつけてあげてくださいね!

「くらしのこと」サイトの動画ができてきましたよ~

2011年09月14日 | ニュース
もうすぐ本格始動する「くらしのこと」サイト

最初のコンテンツ「公開片づけ」の動画ができてきました。
このサイトの動画に関しては、ちゃんとカメラマンを派遣して、みごたえのある映像にしています!
でも! まだアップはされません。残念ながら。

家を提供してくれたIさんは、「楽しかった~。すっきりした~」と繰り返していました。
その「楽しかった~」をぜひ見てみてくださいね。

公開予定は9月20日です。
私は今日、もう3回も見ちゃいました。
お楽しみに。

10月22日に品川で講演会をします

2011年09月12日 | ニュース
品川駅近くでワークショップを開催します。

自分の家事のしかた・暮らしを、考えよう。
家事ってめんどうくさい、楽しくない、から、家事って楽しい、夫婦でするともっと幸せ、に
なるといいな、と思いませんか。

みんなで考える、ワークショップ形式です。
ご夫婦で参加すると、もっと楽しいと思います。

ご案内はこちらです。


いい天気!

2011年09月10日 | 「家事」ってなに?
「こういうとき、こういう家事がしたくなる」--そういうのって、ないですか?

私の場合は、パソコンに向かっていて原稿にほんとうに煮詰まると、席を立って鍋磨きをします。
すると、気分がリセット。なぜか仕事がはかどる場合があるのです。
家事の効果だなあ、とつくづく思います。

それで、みなさんに聞いてみると、
「夫婦げんかをしたあと、片づけをする」といったものも多いけれど、
「天気がいいと、洗濯がしたくなる」「日曜日、天気がいいと、家じゅうの掃除をしたくなる」と
「天気がいいと」バージョンが多いのです。

あたりまえのようだけど、それってすごいことですよね!
人って、天気がいいだけで、なにか身の回りを整えることがしたくなる!
そしてそれに、とっても満足する。

今週は、家を空けることが多かった辰巳は、今朝、起きたら「天気だ~!!」と思って、
「洗濯するぞ! 掃除するぞ!」とウレシクなっていました。

いま11時半。
シーツやタオルケットや、息子のクサい柔道着やをいっぱい洗って、
朝一番に干したバスタオルはもう取り込んで(パリパリでした!)。
いま、娘はリビングルームのぞうきんがけをはじめています。
私はいまからトイレ掃除かな。

ああ楽しい。

いつも怠けているぶん、今日はやりがいのある量がたまっています~。

このところお酒の量を半分に減らしている辰巳。
今日だけは、終わった後の昼のビールを解禁しようかしらん。

朝日新聞ジョブラボの家事アンケートに答えませんか

2011年09月10日 | ニュース
辰巳がご縁のある、朝日新聞ジョブラボ

家事について関心をもち、アンケートしてみたいというお話しから、
辰巳も協力して家事アンケートを実施することになりました。

アンケートはここです。

よければ回答してみてくださいね。
結果がまとまったら、ジョブラボ上で辰巳がアンケート結果についてのコラムを書きま~す。

福岡中小企業家同友会でお話ししました

2011年09月09日 | ニュース
9月7日に、福岡の中小企業家同級会女性部が企画した講演会でお話ししてきました。
100名募集のところ、予定数を上回るご来場があったとのこと、
たいへんありがたく、うれしいことでした。

テーマは「生活者の視点は新たなビジネスのヒント」。
さすがに、自力で航海しているみなさん、いまのマーケットへの感度が高く、
まだマーケットとして成熟していない、新たな層についての説明を、
興味と共感をもって聞いてくださいました。

なによりも、家事塾が触れる生活者の、具体的な発言や暮らし方に、
「あれ、おもしろいなあ。すごいなあ」と着目していただいて、うれしかったですね。

福岡がすごいなあ、と思うのは、この講演会で、「いますぐ、家事セラピスト養成講座を
受けたいんですけど!」という方が、その日だけで4人も声をかけてくださったこと。
家事塾の試みを、まずはご自身が体験して、そこで得たものを自分のビジネスと
つなげよう、という意欲を感じました。

いつも書いていることだけれども、バブル崩壊以降、押しても引いても動かなかった
「暮らし」というマーケットが、大きく動き出しているのを感じます。

会場から「もうかってまっか?(笑)」という質問があり、
私は、「まあ、ぼちぼちでんな、とは言えませんね~」と答えましたが、
ほどほどに経営していける状態であり、かつ、このわくわくどきどきする感じは、
たまらないですね。

いま、動き始めているものを、自分たちの手で具体的なものやことにしていこうとしている、
という実感を、私は得ています。

雑誌『saita』で辰巳と家事セラピストが登場

2011年09月07日 | ニュース
今日発売の、『saita』で、辰巳と家事セラピストが登場します。
読者のおうちを、家事セラピストがおかたづけ。

「家事セラピストって、こんな素敵な人たちなんだ!」って、ぜひ誌面で確認してください!

それから、今日、家事塾プレゼンツの「くらしのこと」サイトが仮オープン。

9月後半に、「公開片づけ」メニューがスタートします。
さて、公開かたづけとはなんぞや。

仮オープンには、辰巳の挨拶が載っています。
まずは、ためしに見てみてくださいね!
そして、「公開片づけ」をお楽しみに!

家事セラピスト4期生募集!

2011年09月06日 | ニュース
みなさん、秋の講座募集が始まっていることを気がついていましたか?
私も、のんびりして、ここでご紹介するのが遅くなってしまいました。

特に今回は、夜!
いままでの受講生のなかには、おそうじサービスの仕事をしているとか、
アロマテラピーで個人カウンセリングの仕事をしているとか、
エステティシャンをしているとか、
住宅業界で営業マンをしているとか、
ご自身の仕事のスキルアップのために来てくださる方がけっこう多いのです。

そして、自画自賛だけれども、確実にいまの仕事につながるなにかを得てくださっています。

「夜には開催しないの」という声にこたえて、
はじめて夜講座を開催することにしました。

東京、名古屋と3クラスあります。
お早めに家事塾HPを調べてみてくださいね!

東京クラスは、辰巳家のオープンハウスつきです。
充実した時間をごいっしょできることを、楽しみにしています。

札幌ASJの住宅イベントにブースを出しました

2011年09月05日 | ニュース
もう終わってしまいましたが、9月3日、4日と、札幌で開かれた住宅イベントに、
家事塾もブースを出しました。

あいにくの台風襲来で、お客さまはそれほど多くはなかったけれど、
札幌や福岡のセラピストも集まって、楽しい時間をすごしました。

今度は、福岡でパネル展示があります。
改めてご案内しますね!

自分の主観をいったんおいて、物事ごとを検討してみる

2011年09月01日 | ニュース
このところ、私はディベートの手法を講座に取り入れることがあります。

なぜディベートなのか。

たとえば、受講生のみなさんと「捨てられるようになるには」という議論をするとき、
理屈はすべてわかっていたり、捨てたほうがいいともわかっているけれど、
思い出があって捨てられない、といったジレンマから、身動きが取れなくなっている人が
多い、とわかってきたからです。

身動きが取れなくなった段階で、多くの人は、「現状を変えない」方法を無意識に選びます。
つまり、判断しようとするのをやめてしまう。
だから、「片づかない」状態が変わらない。

あるいは、「捨てましょう!」と大きな声で言われるその勢いに押されて
自分で判断するのをやめて、誰かに従うことで楽になろうとする。
でも、結局は、「捨てたくなかった」という本音が残って、あとで後悔したりする。

「これを捨てる」のいいところ、よくないところ、
「これを捨てない」のいいところ、よくないところ、を
ざっとでも考えて、「じゃあ、捨てないで持っていよう」と判断できれば、
たとえ表面上は片づいていなくても、気持ちはとても楽になります。

どうしたら、そうやって、いったん自分の気持ちを客観的に見られるようになるのか、
いい方法はないかな、と思っていたときに、
ディベートという手法があった、と気がついたのでした。

ディベートは、議論で相手をねじ伏せる技術ではなく、
「ディベートは、主観的な意見をひとまず置いて、まず客観的に争点を両側から分析し、
問題の全体像を把握した上でその本質を探り、最終的に主観的な判断をくだす根拠を得るためのもの」
「ディベートで扱うのは二者択一まで煮詰まった問題で(中略)
意思決定、問題解決をその目的としているからであり、
あくまでもどちらがより優れた方策であるかを決定するためのもの」
(茂木秀昭『ザ・ディベート』ちくま新書より)
というように、要は問題解決のための手法なんですね。

講座でディベートを取り入れるのは、なかなかむずかしいのですが、
くりかえすにつけ、「これって、やっぱり学校教育の場でやっておくことじゃない?」と
思ったりしています。

口ばっかりの理屈屋を作るものではなく、
自分に責任をもって、しかも楽に生きられるようになる技術なのだから。

家事塾では、そういう練習を、とても身近で具体的な物を入り口に
やろうとしています。

たとえば、「一人暮らしのときにできないと困るのはどっち? 料理/片づけ」とか。
これを、中学生や高校生とディベートでやるのは、けっこう楽しいですよ~。


……

ところで、このところの原発に関する議論を見ていても、
ゼロか100かでしか物事を見られないのは、かえって危険だなと思います。

私は、原発については、こんなふうに考えています。
原子力発電には、よい面も悪い面もある。
そして今は、より悪い面に関する情報がたくさん出てきた、という状態で、
だから、1回、どうするかを見直さなければならない、
問題解決をめざしていまある判断の材料をよく検討しなおさなければならない、と。

そんななか、こんなサイトについての情報をもらいました。
真摯な意見が寄せられていて、「反対派」「賛成派」といった単純な対立図式が
いかに幼稚かと考えさせられました。

こういう、判断がとてもむずかしい問題について、自分の力で判断できる力は、
たぶん、日常の「できないと困るのは、どっち? 料理/片づけ」とか、
「お手伝いのときにお小遣いは? あげてもよい/あげないほうがよい」とか、
そんなことを判断してきた経験から、少しずつ身に付くのではないでしょうか。

上記のサイトは以下です。よければ見てみてください。

日本エヌ・ユー・エス(JANUS)
「ポスト福島」