問いを発するのが大人の文学。
答えが書いてあるのが子どもの文学。
高科正信先生の本日のテーマは「つくる絵本」です。
今回のテーマの「つくる」とは、「友達をつくる」です。
友達をつくるにはどうしたら良いのか。
その答えがとても自然な作品をご紹介いただきました。
『ともだちは海のにおい』作・工藤直子/絵・長新太 2004年 理論社
『コッコさんのともだち』作絵・片山健 1991年 福音館
『とん ことり』作・筒井頼子/絵・林明子 1989年 福音館
『あのときすきになったよ』作・薫くみこ/絵・飯野和好 1998年 教育画劇
『あたらしいともだち』作・トミー・ウンゲラー/訳・若松宣子 2008年 あすなろ書房
友達をつくるテーマの絵本は、間違えて描けば実態のないフワフワしたものになりがちですが、今回紹介された作品は
子どもの理屈でない、自然な友達のつくり方が描かれています。
人はどうやって人と仲良くなるのか。友情は子どものテーマの大きいもののひとつです。
また、一人でいることも大切だと伝えています。
他にも映画『マイガール』のお話などもありました。
後半は、前回の課題についてのお話。
そして、高科先生作の『がぶがぶりのおかあさん』という絵本のハングル語版が出たそうです。
次回の課題が出ています。
絵本のテキストを書いて下さい。※2月28日(火)提出
・イチゴのジャム
・どうぶつえん
・きみのこえはアイスクリーム
この三つのことばを入れて、絵本のテキストを書いてください。
・15場面で書く(1〜15の番号を打ってください)
場面を変える時は、2行程空ける。
・原稿用紙タテ書き
・題名も考える
次回のテーマは「なくす絵本」です。
※絵本レベルアップコースは、毎年秋(10、11月頃)から来年の春(4、5月頃)までの約半年間のコースです。
こちらのクラスはスポット受講(在校生、卒業生対象)の対象外となります。
ご興味のある方はギャラリーvie絵話塾までお問い合わせ下さい。
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