子どもには見える「モノ」がある・・・。

昨日、日曜日。
久しぶりのおでかけです。
某所の小さい、ちょっと荒れた感じのある神社。
みづは「怖いから行かない」と言います。
よんはもう登り始めています。
仕方ないのでパパはみづを抱っこして急な石段を登ります。
みづ「コワイネ、コワイネ」。
「そう？誰かいるの？」
「いるの。イルノ」

登りきりました。
拝殿の前に来ると
「みんちゃん、コワイカラこっち向いとくね」と完全に顔を後ろに向けてしまいました。
つまり、祠を見ようとしないのです。
帰りも「怖い人がいるの。いるの。」と。そして、階段を降りきって鳥居を出た瞬間、
「居なくなったね。イナクナッタネ。」と。

そこで聞いてみました。みんは緊張した様子で
「コワイ人が噛み噛みしてみんちゃんを見てたの」と何度も何度も。
「カミサマがここに来ちゃいけない、て言うの」と同じことを繰り返します。
噛み噛みして、というのは歯をギリギリさせて、ということか？カチカチ噛み合わせて、ということか？こっわー。
「どんな人がいたの？」と聞くと
「コワイ男の人と女の人」
「それはカミサマ？」
「うん」
「コワイ人とは別？同じ？」
「うん」
（うんじゃわからん、ってば。笑）
ちなみにそこは女神さまとコワイ系の神様が祭られていますが、神様だったのかそこに住み着いている何か、だったのか。。。祭ってもらえなくて怒っているのか、祭らないから違うものが住み着いたのか。

そのあと、お寺に行ったのですが、「コワイ人」はそこにはいなかったそうです。
本堂をのぞいたのですが、薄暗くて中の仏さんが判別できなかったのですが、みんは「弘法大師しゃんがいた」と。
目をこらすと端っこに、確かに。でもあの明かりでそんな一瞬で見えるか？？？
次のお堂をのぞいたあとに聞くと「男の人がいた」と。見ると「毘沙門堂」。確かに、おひげを生やしている「はず」。はず、というのは、まっくらでお顔を見ることができなかったから。
毘沙門天のエッセンスを見ているのか？お坊さんの残留思念かなにか、か？？？


子どもはモノゴコロがつくまでは「いろんなモノが見える」というのは本当らしいですね。いつまで見えるのでしょうか、みんは。
だからみんはいつも抱っこをせがむのかなー。
見えるのも、辛いですね。