好き嫌いの基準

この前、大勢で車にのってお買い物に出かけたとき。
珍しくみんちゃんがずっと抱っこでした。
最近はそんなこともなかったので、「どうしたん」と聞くと、ある人の方を向いてから顔を背けます。
「あの人？」
小さい声で、「そう」
「なんかいる？」
小さい声で「黒いの。黒いのが、いるの」

そ、それなら仕方ないね(汗)。

こんなこともありました。エンジンオイルを交換している間、ヒマだったのでブラブラしてると見た目はお寺に見えないがれっきとした伝統仏教の寺院があったのでみんと手をつないで門をくぐると、わずか3歩でみんがピタッと止まって
「いかないの、あっち戻るの」とパパの手を強く引きます。
仕方がないので門を出た後に聞くと
小さい声で「黒くておっきいおばけがいるの」と。
あとで聞くと「昔、住職さんが床下に隠してた大金(数千万とか一億とか)を元従業員に盗まれた」とかの噂があるお寺らしい。お化けじゃなくて渦巻く欲望でも見えたのか・・・(汗)。

で、そんな黒いのばっかり見えてるわけじゃなくて。
手をすりむいたときには
「白いひげのおじいさんに治してもらおうねっ」と自分と回りに言い聞かせてました。えーっと、どこのどなたでしょう？？？
「あそこ」といって宙を指したあと、
「みんちゃんの背中にもいるよ、ヒゲの神様」
「ママは？」
「肩に黄色いカミサマがいる」
「よんちゃんは？」
「紫」
「パパは？」
「金色」
「じいじとばあばは？」
「みんと同じ白」
だって。

ただし。。。
機嫌がいいときは、自分の好きな色をいうので鵜呑みにはできません。
先日は、みんとママにはピンクの服のカミサマが、パパとよんには青の服のカミサマがいるとかって言ってました。女の子はピンク、男の子は青、という決め込みでしょうね、これは。

なんにしろ、みんの好き嫌いは、じっくり付き合えばわかる、という次元にないのがネックだな(苦笑)。

今日もありがとう。

写真はアイスの塊を口に押し込んだみん。なまずみたいやな・・・。