いつも全身の疲れで来てくださるお客さんが、「正座しようとすると膝の裏がキュッとして痛くなる」とおっしゃってました。
膝の裏の、さらに奥のほうに痛みを感じるんだそうです。
セミナーでいちばん多く例に出すのが、立位で前屈して膝の裏が痛いのは、単に硬いからですよね?という問いかけです。
膝の関節がおかしいわけでも、骨盤が歪んでるわけでもなくて、と。
じゃあ、正座をしようとして膝の裏が痛いのも、「同じ」ことかも知れませんよね?
さてさて。ここで言葉遊び。
膝の裏からみた「奥」ってどこ?
膝の表、に近いところですよね^^
ここでまず「膝の表あたりになにかあるのかも?」と思えます。
・・・お客さんの言葉を素直に受け取れたら、ですよ(笑)。
「腰の奥が痛い」「お尻の奥のほうが痛い」・・・それって腹部を指してますよね?ていう発想をしてみるんです。
だって、お客さんの言葉を解釈したらそうなるんだもん^^
今度は別の発想から。
立位で前屈したら膝の裏が痛い←身体が硬いから。
立位から正座していったら膝の裏が(表に近いところ)が痛い←身体が硬いから・・・ではないのか?って思い切って考えてみます。
要は「硬い場所が違うだけの話」ではないのか?ってことです。
立位で前屈・・・膝の裏が伸ばされていき、硬い人は悲鳴をあげます。
立位で正座・・・膝の前が伸ばされていき、硬い人は悲鳴を・・・
どうでしょうか?なにか、おかしいでしょうか?
おかしいと言えば、「あまりにも単純すぎて馬鹿らしい発想」ではありますけど(笑)。
立位で前屈したら膝の裏が痛い。
これって、「硬いと伸ばされるのが痛い」ってことです。これを疑う人は、まあ、、、、いません(苦笑)。
こういう現象って、実は身体のあちこちで起こってるんじゃないか。
動作分析整体法は、たったひとつ、そのことに気づいたことから大きく展開してきたんです(笑)。
なにかひとつ、掴むことができたらあとは芋づる式・・・(笑)。徹底的にでも軽い気持ちで考えていけば、ですけどね♪
今日もありがとう。