足の重さの原因は・・・

肩こりと足の重さがメインでお客さんが来て下さいました。足に関しては足裏痛、ふくらはぎ痛、むくみ、とあって。

でもそれだけなら、もうひとつのほうを紹介してもいいかも、と思ったのですが、よく聞いてみると、まだ２０歳台なのに、「階段を上るときに脚が重すぎて足があがらなくなる、休まないと・・・」とまでおっしゃるんです。

この方もお腹をほぐすと足は軽くなりました。

コツは、、、お客さんの話をストレートに受け取ることなんです(笑)。

荷物を持つときにそれを「重い」と感じるのは、持ち上げる力よりも、荷物のほうが重いとき、です。当たりまえか(苦笑)。

じゃあ、「足を上げると(普通は重いと感じないのに)重い、と感じるのは」どういうときが考えられるか？

「足を持ち上げる筋肉が、足の重さよりも力が弱いとき」。

ということは、足ではなく足の上位にある筋肉がかたくなって筋力を発揮できないときに足は重いと感じるんじゃなかろうか、という推測なんです。

筋肉が硬いときって力が「それ以上」でませんからね。
お客さんは、答えを知っている(言っている)んです。
むつかしく考える必要はなくて「そのまんま」なんです。
簡単、シンプル、ですよね。

今日もありがとう。

ママさんの腰痛と膝痛

赤ちゃんのいるママさんの腰痛をしました。産後の腰痛ということでけっこうな痛み。
それはお腹などをほぐしていい感じに。

終わりかけのときに「腰が痛いからかばってるのか、しゃがむときに膝まで痛くなって・・・」とおっしゃるので、チラッと時計をみて、チャレンジ。

目の前で再現してもらうと、本当にしゃがむときに膝が痛くなるのがわかります。
「あ、でもこれは膝関節じゃないな」て思いました。
しゃがみかけのときにすぐ膝が痛くなるんですもん。まだ膝関節に負担がくるような角度でもないんです。

きっと「しゃがむことができない」って身体が表現してるんだろうな、と。
で、膝はおいといて、腿を揉んで見ました。そしたらそれだけで膝はなんともなくなりました。
しゃがむとき、ってスクワットと同じで腿に負担がかかりますからね。

そうなんです、「痛い関節」があるとしても、そこが悪いとは限らず、「その動作に制限がありますよ」という表現の痛みのことも多いんです。
この方の膝の痛みは「スクワットができないんですう」ということを身体が言ってた、という話です。

今日もありがとう。