体の歪みが原因なの？

ご近所にできたラーメン屋さんが、ご夫婦できてくださいました。
初日は旦那さんの方で、翌日は奥さんの方。
旦那さんは肩が痛くて両腕とも後ろにはまったく行かない感じでした。
それと、あぐらをかきたくても片足の付け根が痛くて・・・とのこと。

こういうケースなんかを見ても、「体の歪み」「骨のズレによる神経圧迫」で片付けていいのかしらん？と首をかしげたくなるんです。
この旦那さんは腕を前から挙げることも横に挙げることもできるんです。
ただ、だらんと下ろした腕を後ろに振れない。それだけ。ただし、それに関しては、本当に動かせないくらい痛そうなんです。

ね？
歪んでるのが痛みの原因であるならば、「それだけができない」って理解できにくいと思いません？
骨がズレて神経がはさまっちゃってるなら、「それだけができない」ってピンとこないことないですか？


奥さんのほうは小学校くらいからの顎関節症（ハンバーガーを食べれる大きさにまで口が開かない、と。まあ簡単にいうとそういうことらしいです）と最近なった膝痛。
膝痛は、正座しようとしゃがんていくと膝まわりが痛くなるんだとか。

この奥さんもラーメン屋さんなんで立ちっ放しなんですが、それはなんともない。膝に十数時間、体重がのっかってても、ですよ？
その膝に負担がかかる激務でも膝痛は出ない。ただ、しゃがむのはダメ。

ね？
体が歪んでいて、膝が故障してて、立ちっ放し、立って動きっぱなしでも膝は痛くない。正座ができないだけ。「それだけができない」って、体の歪みだけで説明つきそうですか？
歪んだ状態で立って動き続けて、なんともないんです。

ね？ね？
「体の歪みが痛みの原因である」って、本当に言い切れます？？？



今日もありがとう。


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余談。
このご主人さんと奥さん。
一時は２軒のラーメン屋さんを展開して、ほんでもって後進にゆずって、自分たちは新しい事業を立ち上げかけた際に原因不明の激痛にご主人さんが襲われ、病院では「膠原病ではないか」と診断され、動けないときに新事業を立ち上げたメンバーの一人が一切合財の財産をもっていなくなり、そんなこんなでウツになり、「もう死ぬしかない」とまで追い込まれていたんだそうです。

そんなとき、小学校低学年のお子さんが
「お父ちゃん、もうラーメン作らへんの？」と聞いたんだそうです。
「そうや、お母ちゃんにも楽させてやりたいからもうラーメンは作らへん」
（今でも夫婦ともども、深夜３時に家に帰り、朝は学校もあるしで普通に起きて、って生活です）
「お父ちゃんのラーメンは僕の自慢なんや。今でも、友達から『お前の父ちゃん、ラーメン作らないのか。また作ってくれや』と言われるんや」
「僕が高校生になったらお店手伝うから」下の娘も「私もコウコウセイになったら手伝う」
そう言われて
「俺にはまだ子どもたちが居った・・・」とラーメン屋さんを再会されたのだとか。
しかも、そう言ったお子さんは自分がそういったことを覚えていない、のだそうです。
僕はそういうセリフって「神様がそういうことを言わせるのだ」と思っています。

ちなみに、今の屋号は「笑家」。家族がいつも笑いの絶えない家、なんだからだそうです。
いつもお子さんたちと一緒にいるんだそうです。お父ちゃんとお母ちゃんの背中を見て育ってるんでしょうね。。。

神様、すてきな出会いを今日もありがとう。

笑家のマスターさん、奥さん。多少のセリフ違いには目をつぶってくださいね（笑）。しかし、奥さんの「ダンナがウツとは言われるまで知らんかった」には笑いました・・・。