先週の土曜日、『日鋼団地を守る会』主催の「マルライナー
工法の実演会」が開催されました。
小雨の悪天候にも拘わらず、約40名の参加者があり、
最後まで皆さんが残って下さって、関心度の高さを実感し
ました。
「開催時刻には小雨になり、雨雲も薄くなる」との予報を信
じて、開催を決断したものの、午前中の準備中は相当強い
雨が続き、㈱マルナカ殿に申し訳ない思いで、心配やら、
後悔やらで大変でしたが、 ㈱マルナカ殿の献身的な作業に
よりセッテングも無事完了し、開催時には小雨になり、ほっと
致しました。
会場にはビニールシートによる屋根と、その下に30脚の
丸椅子を配置したので、皆さんは雨を避けて小さく固まりな
がら、和気合い合いとした雰囲気で語り合い、却って良い
コミュニケーションの場となった様です。
実演では、その工法を初めて知った方も多く、細かい質問
にも丁寧に対応して下さいました。又、㈱マルナカ殿からは、
飛び入りで、社長も参加されまして、自ら開発された技術を
詳細に説明しておられました。
これらの㈱マルナカ殿の対応を見ていますと、工法の素晴
らしさと共に、この会社全体の信頼感を十分に実感させられ
ました。
質疑応答では、昨年の定期総会における、理事長の間違
った説明について、正しく解説してもらいました。この時には
理事も1名参加されて、細かく質問されておられましたので、
正しい情報が伝えられると思われます。
管理組合の機関紙である「ひろば」等で酷評されている
このマルライナー工法について、又、既成事実化されつつ
ある「一戸当たり、約1,645万円の修繕負担金」について、
当然、何らかの修正があると思われますので、その動きに
注目しましょう。
という訳で、全体としては、上出来な実演会でした。
そんな中で、社長がこの団地に到着された時の一言で、
「いい団地ですね、本当に、この団地を壊してしまうつもりで
すか?もったいないですね。」と嘆息されておられたのが、
印象的でした。
『日鋼団地を守る会』ではこれからも、管理組合からの疑問
だらけの説明について、一つづつ解き明かして行きたいと考
えておりますので、ご期待下さい。
最後に、改めて、㈱マルナカ殿の献身的なご協力に感謝の
意を表しておきたいと思います。ありがとうございました。